
夜食が肥満につながることが、マウスを使った実験で明らかになった。


同じ量を食べても、本来は寝ている夜の時間帯に食べると、昼間に食べるより太ることを、米ノースウエスタン大のチームがマウスの実験で確かめた。実験によると、暗いときだけ食べたグループは体重が平均1.48倍も増えたのに対し、明るいときだけ食べたグループは1.20倍だった。
最近の研究で体内時計が体内のエネルギー消費も制御していることが明らかになってきていたが、食事の時間帯と体重増加との関係を直接的に示した研究成果はこれが初めてという。

わが国では最近、夜型の乳幼児が増えていることが問題視されている。
睡眠が遅くなると、体調不良や精神的不安定につながりかねないとともに、肥満を招きやすい。
毎日決まった時刻に就寝し、朝食をガッチリ摂りたいものである。
参考サイト
- メタボ予防関連情報:ぱふぅ家のホームページ
- メタボリックシンドローム 2010年(平成22年)版:ぱふぅ家のホームページ
参考書籍
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快眠で「やせる体質」 | ||
著者 | 坂根直樹/小路浩子 | ||
出版社 | 朝日新聞出版 | ||
サイズ | 新書 | ||
発売日 | 2009年06月 | ||
価格 | 770円(税込) | ||
ISBN | 9784022732828 | ||
睡眠不足で太りやすい体質になる?脳と体質を変える睡眠があった!「夜食が太る理由」「睡眠の質を高める運動のタイミング」「ぐっすり眠れる睡眠環境の作り方」など、睡眠と肥満の意外な事実が満載。本書の書き込みページに記録し、3カ月で3キロやせよう。 | |||
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人はなぜ太るのか | ||
著者 | 上野圭一 | ||
出版社 | 筑摩書房 | ||
サイズ | 文庫 | ||
発売日 | 1996年05月 | ||
価格 | 726円(税込) | ||
ISBN | 9784480031587 | ||
“ハイな意識状態”とは何か。ハイは私達に何をもたらすのだろうか?生理学、医学、心理学、宗教学などさまざまな分野からアプローチを試み、解き明かす-心と身体を癒すハイ・ワールドへの招待状。 | |||
(この項おわり)