E5系は、最先端の技術を投入した新世代新幹線として、2011年(平成23年)3月5日に東北新幹線「はやぶさ」としてデビューした。
大きな写真
(2560×1744 ピクセル, 1593 Kbyte)
営業最高速度は国内最速となる300km/h。2013年(平成25年)3月16日からは320km/hに引き上げられている。
高速運転に伴う騒音を防止するために、先頭形状をロングノーズとし、低騒音型パンタグラフやパンタグラフ遮音板、台車フルカバー、吸音材パネル、全周ホロを採用している。
また、高速運転時にも快適な乗り心地を提供するため、左右の振動を低減するフルアクティブサスペンションやカーブでの乗り心地を改善する車体傾斜装置を設けている。
また、高速運転時にも快適な乗り心地を提供するため、左右の振動を低減するフルアクティブサスペンションやカーブでの乗り心地を改善する車体傾斜装置を設けている。
2013年(平成25年)3月16日ダイヤ改正で E6系「スーパーこまち」との併結運転がはじまった。
ボディ上部はJR東日本のコーポレートカラーを意識したときわグリーン、ボディ下部を飛雲ホワイトとし、その間につつじピンクの帯を配して先進性とスピード感を表現したものとなっている。
内装は「ゆとり」「やさしさ」「あなたの」の3つのキーワードをもとに「Exclusive Dream-特別な旅のひとときをあなたに」をデザインコンセプトとして、落ち着いた上質な空間となっている。
写真は普通車指定席の車内である。
普通車のシートピッチは980mmから1,040mmに拡大し、3人掛けB席が435mmから460mmに広がっているのがありがたい。
普通車のシートピッチは980mmから1,040mmに拡大し、3人掛けB席が435mmから460mmに広がっているのがありがたい。
座面はリクライニングと連動して後方にチルトする構造となっており、いままでのように2つのボタンを操作する必要がなくなった。
頭部に当たるピローは上下に移動させることができる。
頭部に当たるピローは上下に移動させることができる。
テーブルはA4サイズのノートパソコンが置けるサイズになっているが、無線LANが利用できない点が残念である。盛岡~新青森駅間はトンネルも多く、モバイルが接続できない区間が多い。
新青森駅方面の9号車は、写真のグリーン車である。
ブラウン系のナチュラルな色彩で統一された空間は目に優しく、安らぎのひとときが過ごせるだろう。
ブラウン系のナチュラルな色彩で統一された空間は目に優しく、安らぎのひとときが過ごせるだろう。
シートピッチはE2系「はやて」のグリーン席と同じ1,160mmだが、座席はグレードアップしている。ヘッド部分のピローは首から頭にフィットするネックピローのような形になっている。パーソナルライトやレッグレストも用意されている。
参考サイト
- E5系新幹線「はやぶさ」とグランクラス:(仮)徒然旅行記/ウェブリブログ
- E5系のグリーン車:鉄道考察趣味
- 東北新幹線E5系はやて36号で帰る。:♪さかきんぐのちょいと1言♪
(この項おわり)