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1997年(平成9年)3月8日のダイヤ改正で列車名が「オーシャンアロー」となった。
先頭車のスマートな鼻先と輝く目は太平洋のイルカのイメージしているという。
先頭車のスマートな鼻先と輝く目は太平洋のイルカのイメージしているという。
紀伊半島の海岸線の急カーブを高速運転するために振り子式が採用され、JR西日本管内の 381系を全面的に本系列に置き換える予定だった。ところが、振り子装置などに故障が相次ぎ、製造は18両だけにとどまっている。
VVVFインバータ制御と制御付き振り子装置を搭載し、最高時速は130キロ。
基本6両編成で、3両を増結することがある。
京都側の先頭車のみパノラマ展望車(グリーン車)で、その他は貫通型になっている。
京都側の先頭車のみパノラマ展望車(グリーン車)で、その他は貫通型になっている。
側面にはイルカをイメージしたオーシャンアローのシンボルマークがある。
車内は、座席2列あたり窓1枚のレイアウトとなっており、眺めが良い。
3号車には、太平洋の景色が見渡せるように、座席が固定された展望ラウンジが設けられている。海側には1人掛けの座席が4席、山側には2人掛けのソファーが2つある。
グリーン車の座席配置は1列+2列だが、車両中央部で2列+1列に入れ替わる。振り子車両として車体のバランスを均等にする目的で、このような珍しい配列になっている。
グリーン車の座席配置は1列+2列だが、車両中央部で2列+1列に入れ替わる。振り子車両として車体のバランスを均等にする目的で、このような珍しい配列になっている。
(この項おわり)