京王井の頭線 1000系はレインボーカラー

先頭部には7色の強化プラスチック製カラーマスク
京王井の頭線 1000系 (ブルーグリーン)
2012年11月18日 高井戸駅 写真:こぱふぅ
井の頭線 1000系電車は、1996年(平成8年)1月にデビューした京王線の通勤型電車である。
吉祥寺~渋谷間を結ぶ井の頭線は、ぱふぅ家の足のひとつだ。
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京王井の頭線 1000系 (サーモンピンク)
2012年11月18日 高井戸駅 写真:こぱふぅ
1000系は井の頭線としては初の20メートル級車両で、VVVFインバータ制御を導入。3000系の3扉から4扉となったため、ホームの乗車位置が異なっている。
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京王井の頭線 1000系 (ライトグリーン)
2012年11月18日 高井戸駅 写真:こぱふぅ
5両編成の車両はステンレス製だが、先頭部のみ普通鋼製となっている。
先頭部には8色(ブルーグリーン、アイボリーホワイト、サーモンピンク、ライトグリーン、バイオレット、ベージュ、ライトブルー、オレンジベージュ)の強化プラスチック製カラーマスクが貼られており、レインボーカラーと称される。
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京王井の頭線 1000系 (レインボーカラー)
2012年11月18日 高井戸駅 写真:こぱふぅ
こぱふぅのお気に入りはベージュだ。
1000系29編成は1号車から5号車にかけ、レインボーカラーのグラデーションとなっているラッピング電車だ。2012年(平成24年)10月3日から約1年間運行される予定だったが、10年近く経過した2022年(令和4年)8月現在も運行を続けている。
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京王井の頭線 1000系
2006年5月28日 吉祥寺駅 写真:パパぱふぅ
3000系の3扉から4扉となったため、ホームの乗車位置が異なっている。
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京王井の頭線 1000系
2006年5月28日 吉祥寺駅
井の頭線は、このカラフルさのおかげで、ステンレス車の導入時期が東急に次いで早かった(1962年)にもかかわらず、貧乏くさい「ステンレス電車」というイメージが定着しなかったあたりがお洒落である。
京王井の頭線 1000系の大きな写真大きな写真
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京王井の頭線 1000系
2006年5月28日 吉祥寺駅
路線カラーが無いという意味でもユニークである。

列車種別は各駅停車と急行の2種類。京王電鉄で唯一の1,067mmの狭軌。これは、開業時は小田急電鉄の元となった帝都電鉄の路線だったため。
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ドアに注意 - 京王井の頭線
2006年5月28日 吉祥寺駅
京王線・井の頭線の車内には、小さい子どもが扉へ引き込まれるのを防止するためにハローキティのステッカーが貼られている。
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京王井の頭線 1000系
2007年2月4日 明大前駅 写真:こぱふぅ
編成長は3000系に比べて7.5メートル長くなった。
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京王井の頭線 1000系
2010年3月20日 吉祥寺駅 写真:こぱふぅ
2008年(平成20年)に導入された5次車両から先頭部分が丸みを帯び、3000系に近いイメージとなった。前面行先表示器はフルカラーLED化を果たしている。
また、車内設備では、各乗降扉の上部にJR東日本の車両のような液晶ディスプレイ方式の案内表示装置が設置されている。
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京王井の頭線 1000系 (オレンジベージュ)
2011年6月19日 明大前駅近く 写真:こぱふぅ
新色のオレンジベージュ車両は、第6次車両として2009年(平成21年)6月に導入された。
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京王井の頭線 1000系 (ライトブルー)
2011年6月12日 明大前駅近く(東松原5号踏切) 写真:こぱふぅ
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京王井の頭線 1000系 (サーモンピンク)
2011年6月12日 下高井戸駅 写真:こぱふぅ
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京王井の頭線 1000系 (バイオレット)
2011年6月19日 浜田山駅近く(杉並区高井戸東1丁目) 写真:こぱふぅ
京王井の頭線 1000系 (バイオレット)の大きな写真大きな写真
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京王井の頭線 1000系 (アイボリーホワイト)
2011年6月19日 浜田山駅近く(杉並区高井戸東1丁目) 写真:こぱふぅ
京王井の頭線 1000系 (アイボリーホワイト)の大きな写真大きな写真
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井の頭線とアジサイ

浜田山駅から西永福町駅までと、新代田駅から下北沢駅までの区間では、梅雨のシーズンになると色とりどりのアジサイが楽しめる。

丘を切り開いたり人工的に盛り土するなどして作った法面 (のりめん) は、土砂崩れに弱い。そこで、植物を植えることで法面を強化するとともに、景観の向上を図っている。
アジサイが植えられるようになったのは1991年(平成3年)以降のこと。
除草剤を使わない京王沿線の緑化の取組みは、2001年(平成13年)の杉並「まち」デザイン賞を受賞している。
京王1000系関連

参考書籍

表紙 井の頭線沿線の1世紀
著者 生活情報センター/鎌田達也
出版社 生活情報センター
サイズ 単行本
発売日 2006年04月
価格 4,180円(税込)
ISBN 9784861262555
沿線の失われた風景が甦る。写真総数600点で振り返る井の頭線の歴史と沿線の生活史。
 
表紙 京王線・井の頭線 沿線ゆらり旅
著者
出版社 生活情報センター
サイズ 単行本
発売日 2006年08月
価格 1,430円(税込)
ISBN 9784861262692
 
表紙 京王電鉄ものがたり
著者 松本典久
出版社 ネット武蔵野
サイズ 単行本
発売日 2003年04月
価格 1,361円(税込)
ISBN 9784944237104
 
(この項おわり)
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