意味
航空機と飛行船による空爆は、第1次世界大戦に始まった。なかでも一般市民に対する空爆は、ドイツのツェッペリン飛行船や航空機によって1914年(大正3年)12月からイギリス本土に対して行なわれた。ロケットによる空爆は、第2次世界大戦でドイツが1943年(昭和18年)6月13日にV-2号ロケットを使ってイギリス本土を攻撃したのが最初である。
1991年(平成3年)1月から2月の湾岸戦争では、精密誘導兵器によるバグダード空爆が大きな成果を上げた。
1991年(平成3年)1月から2月の湾岸戦争では、精密誘導兵器によるバグダード空爆が大きな成果を上げた。
例文
There is a possibility that the U.S. will start with aerial bombing using fighter planes and cruise missiles (Tomahawk) in the war of retaliation against terrorism in Afghanistan.テロ報復戦争では、米国は当初戦闘機や巡航ミサイル(トマホーク)を使った空爆からはじまる可能性が高い。
参考サイト
- aerial bombing(空爆)
- air defense identification zone(防空識別圏)
- airspace violation(領空侵犯)
- contiguous zone(接続水域)
- midair refueling(空中給油)
(この項おわり)
航空機、飛行船、気球、ロケットなどにより空中から爆弾、焼夷剤などを投下して地上または海上の目標を攻撃すること。1849年(嘉永2年)にオーストリア軍が無人気球に爆弾を搭載してベネチアを爆撃したのが最初の空爆。