意味

いまから900年ほど前、シーア派から分かれた一派が、敵対するスンニ派やキリスト教徒を殺害するという凶行に及んだ。この際、教団指導者は刺客に大麻を吸引させ、陶酔状態で暗殺に狩り出したという。
このことから、アラビア語で大麻を吸う人を意味する hashis(ハシーシ)が一派の渾名となった。
これが十字軍を経由して欧米に伝わり assassin となり、暗殺者を意味するようになった。

宗教対立から生まれた言葉というのが、何とも皮肉である。
このことから、アラビア語で大麻を吸う人を意味する hashis(ハシーシ)が一派の渾名となった。
これが十字軍を経由して欧米に伝わり assassin となり、暗殺者を意味するようになった。

宗教対立から生まれた言葉というのが、何とも皮肉である。
類義語・反意語
hashish | 精製大麻、ハシシ。大麻は植物名としては hemp、麻薬としては cannabis と呼ばれる。 |
murder | 実際に殺人を犯した人を指す。 |
killer | 殺し屋。まだ殺していない場合を含む。 |
assassinate | assassin の動詞形。「〈名誉・品位などを〉(卑劣な手段で)傷つける」という意味もある。 |
参考サイト
- 暗殺者:Wikipedia
- 西暦1094年 - ニザール派の成立:ぱふぅ家のホームページ
- Islamist extremist(イスラム過激派)
- coordinated terror attacks(同時テロ攻撃)
- Hezbollah(ヒズボラ)
- prisoner exchange(捕虜交換)
- assassin(暗殺者)
(この項おわり)
もともとはイスラム教の分派である「アサシン派」(ニザール派)を指す言葉である。