発音・意味・類義語

- 宝くじ, 富くじ;くじ引き, 福引き, 抽選.
- 運, 運命, 巡り合わせ

a lottery ticket | 宝くじ券 |
Marriage is a lottery. | 【ことわざ】結婚は運 |

lot | くじ,抽選;分け前 |
raffle | 慈善のための宝くじ販売.ラッフル |
lotto | ロト(5枚の数字カードを袋の中からとり出す数合わせ遊び) |
参考サイト
- lottery(宝くじ)
- lunar new year(旧正月)
瀧安寺と富くじ
2009年(平成21年)、「富くじ」が、発祥の地である箕面山瀧安寺(大阪府箕面市箕面公園2番23号)で復活する。
富くじは、安土桃山時代から「富会」という正月行事として続いていたが、明治時代に途絶えた。
富くじは、安土桃山時代から「富会」という正月行事として続いていたが、明治時代に途絶えた。
富会は、元日から7日までの間に参拝者が木札を買い求めて名前と住所を書き、木箱に入れておく。木箱のふたの部分には小さな穴が開いていて、7日になると大勢の人が見守るなか、僧侶がその穴から長柄のきりで木札を突く。3人の当選者を選ぶと、「富に当たり候」と唱えて厄よけと招福の護符を授けた。

それが射幸心をあおり、全国に広まると共に、賞金が当たる“くじ”に変化していったという。
江戸幕府は富くじを禁止したが、護符を授ける瀧安寺の富くじは信仰行事として存続させた。しかし、明治時代に入ると刑法で富くじ自体が禁止になったため、初詣で景品を当てる「福引」に変わった。

それが射幸心をあおり、全国に広まると共に、賞金が当たる“くじ”に変化していったという。
江戸幕府は富くじを禁止したが、護符を授ける瀧安寺の富くじは信仰行事として存続させた。しかし、明治時代に入ると刑法で富くじ自体が禁止になったため、初詣で景品を当てる「福引」に変わった。
(この項おわり)