![]() |
消費者発信型メディアCGM | ||
著者 | 伊藤史 | ||
出版社 | マイナビ出版 | ||
サイズ | 単行本 |
![]() ![]() |
|
発売日 | 2007年03月 | ||
価格 | 1,650円(税込) | ||
ISBN | 9784839923099 |
概要

CGM(Consumer Generated Media)について、ネットの最新事例を紹介しながら平易に解説している。

日頃、GoogleやAmazon、楽天を利用していて思うのだが、生産者と消費者の二極間取引であるマスマーケティングの時代は終わりつつあるのではないだろうか。ゼロになることはないだろうが、徐々に、オークションや同人誌売買のような、Peer to Peerの取引が増えているように感じる。

日頃、GoogleやAmazon、楽天を利用していて思うのだが、生産者と消費者の二極間取引であるマスマーケティングの時代は終わりつつあるのではないだろうか。ゼロになることはないだろうが、徐々に、オークションや同人誌売買のような、Peer to Peerの取引が増えているように感じる。
日本人人口はピークを迎え、従来的な経済活動もピークに達する。その一部はPeer to Peer取引にシフトしている。いや、Peer to Peer取引であれば、さらに経済活動を拡大できるかもしれない。一方、旧態依然としたビジネスモデルを続ける限り、一流企業といえども消滅する危険がある――本書の最後に登場する「プロシューマの復活」を読み、そんな気がしてきた。
(2007年4月18日 読了)
参考サイト
- 『価格の心理学』――価格決定プロセスを見直す:ぱふぅ家のホームページ
- 『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』――儲けがあるから続けられる:ぱふぅ家のホームページ
- 『コトラーを読む』――顧客価値とは:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)