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不機嫌な職場 | ||
著者 | 河合 太介/高橋 克徳/永田 稔/渡部 幹 | ||
出版社 | 講談社 | ||
サイズ | 新書 |
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発売日 | 2008年01月18日頃 | ||
価格 | 1,012円(税込) | ||
ISBN | 9784062879262 |
ありがとうは伝染する(142ページ)
概要

会社と社員の関係、社員同士の関係がギスギスしている職場が増えている。著者たちは、これを「タコツボ」という言葉で説明する。すなわち、「自分の仕事を黙々とこなすだけで、他者の仕事には関心を持たない、踏み込まない、各々が自分のことで精一杯というオーラを発している」状態だ。
こうした会社の製品/サービスの品質は下がり、不正行為が横行する。
どうしたら防止できるか――そのヒントになる企業として、Google、サイバーエージェント、ヨリタ歯科クリニックの3社を紹介する。
こうした会社の製品/サービスの品質は下がり、不正行為が横行する。
どうしたら防止できるか――そのヒントになる企業として、Google、サイバーエージェント、ヨリタ歯科クリニックの3社を紹介する。
だが、どうも合点がいかない。
これらの企業は、トップダウンでタコツボ化を免れているのである。つまり、経営者がタコツボ化を免れようとしなければ、われわれサラリーマンが幾ら努力をしたところでタコツボ化を免れるような気がしない。だが、経営者もまたサラリーマンである。彼ら自身も株主に追われ、タコツボにはまろうとしている。
では、われわれはどうしたらいいのだろうか。
ひとつだけできることがあると思ったのは、挨拶だ。「ありがとう」「お早う」「お疲れ様」――まずは、この3つだけでいいと思う。会社で、家庭で、毎日挨拶を欠かさないようにしたい。
これらの企業は、トップダウンでタコツボ化を免れているのである。つまり、経営者がタコツボ化を免れようとしなければ、われわれサラリーマンが幾ら努力をしたところでタコツボ化を免れるような気がしない。だが、経営者もまたサラリーマンである。彼ら自身も株主に追われ、タコツボにはまろうとしている。
では、われわれはどうしたらいいのだろうか。
ひとつだけできることがあると思ったのは、挨拶だ。「ありがとう」「お早う」「お疲れ様」――まずは、この3つだけでいいと思う。会社で、家庭で、毎日挨拶を欠かさないようにしたい。
(2009年6月25日 読了)
参考サイト
- 不機嫌な職場:講談社
- 『「上司」という病』――賢いイエスマンとは:ぱふぅ家のホームページ
- 『若者はなぜ3年で辞めるのか?』:ぱふぅ家のホームページ
- 『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)