『現代医学に残された七つの謎』――ツボと経絡路は実在するか

杉晴夫=著
表紙 現代医学に残された七つの謎
著者 杉晴夫
出版社 講談社
サイズ 新書
発売日 2009年09月
価格 990円(税込)
rakuten
ISBN 9784062576529
筆者は、鍼効果のかなりの部分がプラセボ効果であるとしても、鍼治療は有効であると考えている。(32ページ)

概要

鍼治療のイラスト(女性)
ヒトゲノムが解読された現代でも、人体にはいまだ明かされない謎が数多くある。そんな謎の中から、本書では7つを取りだして解説している。
  1. 鍼灸が効くしくみ
  2. 磁場が人体に及ぼす影響
  3. 睡眠のメカニズム
  4. 「病は気から」の真偽
  5. 筋肉はなぜ動くか
  6. 記憶の貯蔵方法
  7. 人体の真の設計図
針灸や磁力など、肩こり・腰痛でお世話になっている方は多いと思う。だが、医学(厳密には西洋医学)では、本当に鍼灸や磁力の効果があるのかどうか、いまだに判明していないのである。
医学の進歩から取り残されたそれらは、なぜ研究者の挑戦を拒み続けるのか、ぜひ本書を読んでいただきたい。
(2010年5月9日 読了)

参考サイト

(この項おわり)
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