『龍馬と弥太郎』――グローカリズムへ

童門冬二=著
表紙 龍馬と弥太郎
著者 童門冬二
出版社 NHK出版
サイズ 単行本
発売日 2009年11月
価格 1,430円(税込)
rakuten
ISBN 9784140813973
筆者個人は坂本龍馬という人物は、決してクリエイティブな発想をする人間ではないと思っている。(136ページ)

概要

土佐柏
土佐柏
同じ土佐藩出身でありながら、歴史上の接点をほとんど持たない坂本龍馬岩崎弥太郎の物語である。

二人は藩の身分制度に苦しんだ。龍馬は脱藩という手段に打って出て、弥太郎は地元で株を買い続けるという道を選んだ。
そうして藩内の信用を得た弥太郎は、藩の実力者である後藤象二郎の経理を受け持つようになった。その中には、龍馬との酒宴の精算もあったようだ。
大政奉還の直後、龍馬は暗殺されてしまうが、彼が残した海援隊の能力を知った弥太郎は、これを取り込み、三菱財閥の基礎を築いてゆく。
(2010年6月1日 読了)

参考サイト

(この項おわり)
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