
デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D」で使うレンズとして、銀塩時代、PENTAX MXで使っていた35-135mmの標準ズームが欲しいのだが、どういうわけか販売されていない。銀塩時代のレンズは今でも存在しているのだが、設計が古い。


フルサイズのデジタル一眼も安価になってきたので、いずれ標準ズームが登場することを期待して、今回はお手頃価格の純正パンケーキレンズ「EF40mm F2.8 STM」を購入した。あわせてPLフィルターを購入した。

EOS 6Dに装着すると、こんな感じ――EFレンズシリーズとしては最薄(22.8ミリ)かつ最軽量(130グラム)である。ズームの必要もないので、カメラの機動力が増す。

EOS 6Dに装着すると、こんな感じ――EFレンズシリーズとしては最薄(22.8ミリ)かつ最軽量(130グラム)である。ズームの必要もないので、カメラの機動力が増す。

40mm F2.8はボケ味を楽しむレンズではないが、最短撮影距離が30センチという特徴を活かし、こんな写真を撮ることができる。

STMはステッピングモーターの略。超音波モーターに比べると音が大きいというが、さほど気にならない。AFも非常に速い。
側面にはAF/MF切り替えスイッチが用意されており、フォーカスリングの動きは軽めだが、スカスカではなく適度な粘りがある。

STMはステッピングモーターの略。超音波モーターに比べると音が大きいというが、さほど気にならない。AFも非常に速い。
側面にはAF/MF切り替えスイッチが用意されており、フォーカスリングの動きは軽めだが、スカスカではなく適度な粘りがある。

画質も、パンケーキとは思えないほど良好だ。
さすがに開放F2.8では周辺減光が目立つが、F4以降では解像感が高まっていく。スナップ用としては十分な画質である。
さすがに開放F2.8では周辺減光が目立つが、F4以降では解像感が高まっていく。スナップ用としては十分な画質である。
主要スペック
項目 | 仕様 | コメント |
---|---|---|
画角(水平・垂直・対角線) | 49°20'、34°、57°30' | 40mmは中途半端に感じられるが、スナップ写真ではちょうど良い。 |
レンズ構成 | 4群 6枚 | |
絞り羽根枚数 | 7枚 | |
絞り | F2.8~22 | |
最短撮影距離 | 0.3メートル | |
フィルター径 | 52mm | |
最大径×長さ | φ68.2mm×22.8mm | 望遠ズームのポケットに入れておける。 |
質量 | 130g | 軽い。 |
参考サイト
- EF40mm F2.8 STM(キヤノン)
- デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D」(ぱふぅ家のホームページ)
(この項おわり)