初めて手にした銀塩一眼レフカメラ「PENTAX MX」

1981年9月 購入
一眼レフカメラ「PENTAX MX」
当時、高校の地学部に所属していたパパぱふぅは、父親から譲ってもらった二眼レフで天体写真を撮っていた。が、先輩・友人はキヤノンAE-1、オリンパスOM-1などの小型・最新鋭の一眼レフを使っていた。
一眼レフが欲しい‥‥。
そこで、お小遣い、お年玉を投入して(半額は親に出してもらった)購入したのが「PENTAX MX」である。

過酷な環境に対応すべく、当時興隆しつつあったAE機能や電子式シャッターを持たない、完全機械式の一眼レフである。もちろんピントもマニュアル。
ボディが小さく軽いので、天体望遠鏡に接続するのが楽であった。また、ファインダーに使うスクリーンを交換することができるので、月面撮影などで便利なスケール付きスクリーンを別途購入した。
その後、フォーカシングスクリーンやズームレンズ(35~135mm)を追加購入するなどしている。

さすがに四半世紀近くたった現在では、デジタルビデオや携帯カメラを愛用しているが、銀塩カメラが必要なときに備えて、いつでも使える状態になっている。

主要スペック

項目 仕様 コメント
形式 TTL露出計内蔵35ミリ一眼レフカメラ
レンズマウント ペンタックスKマウント  
交換レンズ Kマウント用交換レンズ  
ファインダー 固定 銀コートペンタプリズムファインダー  
ファインダー 視野率:95%,倍率:0.97倍  
フォーカシングスクリーン 交換可能(8種類+LX用も露出補正併用で可)  
シャッター 機械式布幕横走りフォーカルプレーンシャッター  
シャッタースピード 機械式B,1秒~1/1000秒  
セルフタイマー 機械式約4秒~10秒(始動はスタートボタン)  
シンクロ接点 FP、Xソケット(汎用2芯ストロボ接点付き)  
フィルムカウンター 裏蓋連動自動復元順算式  
露出計 開放中央重点測光 ファインダー内に露出状況が信号機のように表示され、直感的で見やすい。
その他機能 ミラー、絞り機構 クイックリターンミラー、自動絞り、プレビュー機構付き  
電源 1.5V銀電池G-13型2個(LR44/SR44で代用可能) 電池がなくてもシャッターは切れる。
サイズ 135.5(W) x 82.5(H) x 49.5(D) mm  
重量 495g 当時としては非常に軽かった。

その後、ぱふぅ家が購入したデジカメ

(この項おわり)
header