Windows 10 October 2018 Update

2019年5月 導入
Windows 10 October 2018 Update
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Windows 10 のメジャーアップデートである October 2018 Update(バージョン1809)が、2018年(平成30年)10月2日から配信開始。リリース後にファイルが消えてしまう問題が発見され、一時、配信が停止された。
手元のPCは、手動で2019年(平成31年)4月28日にアップデートした。ダウンロード開始から更新完了まで2時間15分を要した。
大きな機能変更・追加はなく、痒いところに手が届くような改良が施されている。

October 2018 Update (Redstone 5)

2018年(平成30年)10月2日(現地時間)、October 2018 Update(バージョン1809)の提供が始まった。前回同様、AIを使ったローリングアウト方式を採用し、全対象ユーザーに行き渡るには数日かかる見込み。
Windows 10 October 2018 Update
Windows 10 Update
当初、ファイル消失問題があるなどの不具合が報じられていたおり、アップデートを急ぐこともないかと、のんびり構えていたのだが、待てど暮らせど、一向に配信が来ない。仕方なく、Windows 10 更新アシスタントを使って手動更新した。

ダウンロードは、これまでになく早く、13分ほどで終わった。
Windows 10 October 2018 Update
Windows 10 Update
「更新プログラムを準備しています」は、70%を超えてからが長い――1時間20分ほどかかった。続いてシステムの再起動が何度が起きるが、これに40分。

ダウンロード開始から2時間15分を要した。これを半年に1回やらなくてはならないと思うと、先が思いやられる。
切り取り領域とスケッチ - Windows 10 October 2018 Update
切り取り領域とスケッチ
新機能で便利なのは、「切り取り領域とスケッチ」がプリインストールされたことだ。

画面の部分スクリーンショットは「Windows+Shift+S」でおこなう。画像はクリップボードにコピーされるが、つづけて「切り取り領域とスケッチ」ツールを立ち上げると、左図のように、手書きでマークやメモを書き込むことができる。
絵文字 - Windows 10 October 2018 Update
絵文字
Unicode 11.0を採用し、「Windows+.」で絵文字パネルを表示し、そこから選択入力できる。
Twitter を使っている時に便利な機能だ。
ダークモード - Windows 10 October 2018 Update
ダークモード
ダークモードがサポートされた。
「スタート→設定→個人用設定→色」から「黒」を選択することで、ダークモードに変更できる。
ダークモード - Windows 10 October 2018 Update
ダークモード
エクスプローラーの背景は、左図のように黒くなる。
クリップボードの履歴 - Windows 10 October 2018 Update
クリップボードの履歴
クリップボードの履歴がサポートされた。
Windows+V」で、左図のような履歴パネルが表示される。テキストだけでなく、画像も扱うことができる。

普段使っている CLCL には機能的に及ばないものの、標準アプリとしてクリップボードの履歴を扱えることができるようになったことは良い方向だと思う。
この他、スマホ連携アプリやクリップボード連携機能などが追加されたが、マイクロソフトアカウントを共有するデバイスをもっていないので、評価は見送る。
令和対応 - Windows 10 October 2018 Update
令和対応
2019年(平成31年)4月のアップデートで、新元号「令和」に対応していることも確認できた。

参考サイト

(この項おわり)
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