iPhoneの「個人情報安全性チェック」

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スマートフォンの共有設定を確認している女性
共有したままの情報はありませんか
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iPhoneを長く使っていると、以前どんな設定をしたのか忘れてしまうことがあります。「この写真は、まだあの人と共有したままだろうか」「このアプリに位置情報を許可していたかな」と不安になったときに役立つのが、個人情報安全性チェックです。誰に何を共有しているのか、どのアプリがどんな情報を使えるのかを、1か所でまとめて確認できます。

「個人情報安全性チェック」とは

個人情報安全性チェックは、iOS 16から搭載された機能です。iOS 16が公開されたのは2022年(令和4年)9月のことです。
この機能を開くと、次のような項目をまとめて確認できます。
  1. 位置情報を共有している相手
  2. 共有アルバムや、共有しているメモ・カレンダーなど
  3. それぞれのアプリに与えている情報のアクセス許可
  4. 同じApple Accountでサインインしているデバイス
  5. 本人確認に使う電話番号、緊急連絡先、パスコードやFace ID/Touch IDの設定
もともとこの機能は、家族や交際相手など身近な人に無断で情報を見られてしまう状況を想定して用意されたものです。そのため、操作の途中でも画面をすぐに閉じられる「今すぐ中止」(Quick Exit)ボタンが用意されています。これをタップすると設定アプリがただちに閉じ、ホーム画面に戻ります。

利用するには、次の3つの条件がそろっている必要があります。
  1. iOS 16以降を搭載したiPhoneであること
  2. 2ファクタ認証を有効にしたApple Accountであること
  3. 設定アプリでそのApple Accountにサインインしていること

使い方の手順

設定アプリからプライバシーとセキュリティを開く操作の流れ
設定アプリから4ステップでたどり着けます
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  1. 設定アプリを開きます。
  2. プライバシーとセキュリティをタップします。
  3. 画面を下にスクロールし、個人情報安全性チェックをタップします。
  4. 共有とアクセスを管理をタップし、Face ID、Touch ID、またはパスコードで本人確認をします。
  5. 「続ける」をタップし、画面の案内にしたがって、共有相手やアプリを1つずつ確認していきます。
変更した内容は自動的に保存されます。

2つのメニューの違い

緊急リセットと共有とアクセスを管理の違いを表した図
急ぐときと、ふだんの見直しで使い分けます
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この機能には緊急リセット共有とアクセスを管理の2つのメニューがあります。
緊急リセットは、すべての人とすべてのアプリへの共有を一度に停止するものです。危険を感じて急いで共有を断ち切りたいときに使います。続けて、緊急連絡先、サインイン中のデバイス、本人確認用の電話番号、Apple Accountのパスワードの見直しへと進めます。
共有とアクセスを管理は、相手やアプリを1つずつ選んで停止するものです。ふだんの設定の見直しに向いています。

使うときの注意点

便利な機能ですが、確認できる範囲には限りがあります。
  1. Apple以外のサービスは対象外です。SNSやメッセージアプリ、通販サイトなどの共有設定は、それぞれのアプリやサービスの側で確認する必要があります。
  2. 別のApple Accountでサインインしているデバイスの状況は確認できません。
  3. 共有を停止すると、相手の画面には自分の位置情報などが表示されなくなります。そのため、共有をやめたことが相手に伝わる可能性があります。身の危険がある状況では、停止する前に安全の確保を考えてください。
なお、確認できる項目はiOSの更新とともに増えています。iOS 17以降では同期済みのコンピュータを、iOS 18以降ではiPhoneミラーリングの状況も確認できるようになりました。時間のあるときに一度確認しておくと、自分の情報がどこまで共有されているのかを把握でき、安心してiPhoneを使えます。

参考サイト

(この項おわり)
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