プログラムとは何だろうか。まず言葉の定義を確認しておこう。
このシリーズでは、③の意味のプログラムを作ることを学んでいく。
プログラムは、パソコンやスマホ、タブレットなどのアプリそのものである。また、スマートスピーカーやデジカメ、ドローンといったIT機器や、テレビ、冷蔵庫、エアコンなどの家電製品、自動車や飛行機といった大型機械、ワイヤレスヘッドホンやICカードの中にも入っている。現代人の生活とプログラムは切っても切れない関係にある。
プログラムは、パソコンやスマホ、タブレットなどのアプリそのものである。また、スマートスピーカーやデジカメ、ドローンといったIT機器や、テレビ、冷蔵庫、エアコンなどの家電製品、自動車や飛行機といった大型機械、ワイヤレスヘッドホンやICカードの中にも入っている。現代人の生活とプログラムは切っても切れない関係にある。
このシリーズは、これからプログラムに関わる仕事に就く方、趣味としてプログラムを作ってみたい方を想定して書いている。
プログラムを作るにあたって費用をかけずに、当サイトからファイルをダウンロードするだけで学習できるように配慮したつもりである。
プログラムはプログラミング言語を使って書くものだが、世の中には数多くのプログラミング言語がある。ここで使うプログラミング言語は1つだけだが、学んだ内容は他の言語にも応用できるようにしたつもりである。(コラム:プログラム電卓」参照)
プログラムを作るにあたって費用をかけずに、当サイトからファイルをダウンロードするだけで学習できるように配慮したつもりである。
プログラムはプログラミング言語を使って書くものだが、世の中には数多くのプログラミング言語がある。ここで使うプログラミング言語は1つだけだが、学んだ内容は他の言語にも応用できるようにしたつもりである。(コラム:プログラム電卓」参照)
目次
用意するもの:WindowsやMacの場合
このシリーズでプログラムを作って実行するのに必要なものは、お手持ちのパソコン、スマホ、タブレットだけだ。プログラミング言語を買ったりダウンロードしたりする必要はない。
このシリーズでは JavaScript というプログラミング言語を使うが、これはブラウザの機能として備わっている。つまり、WindowsパソコンでもMacでもLinuxパソコンでも、AndroidでもiPhoneでも動かすことができる。
このシリーズでは JavaScript というプログラミング言語を使うが、これはブラウザの機能として備わっている。つまり、WindowsパソコンでもMacでもLinuxパソコンでも、AndroidでもiPhoneでも動かすことができる。
あとは、プログラムを書くためのメモ帳またはワープロ・ソフトがあればいい。Windowsならメモ帳、Macならテキストエディットで十分だ。
また、終盤で学ぶネットを使ったプログラム以外は、ネットに接続していなくてもプログラムの作成と実行ができるようにしてある。
また、終盤で学ぶネットを使ったプログラム以外は、ネットに接続していなくてもプログラムの作成と実行ができるようにしてある。
用意するもの:Androidの場合
スマホの場合、クラウドサービスとして提供されている開発環境や、作成したファイルをクラウドに保存するアプリがあるが、ここではWindowsやMacと同様、ローカルドライブに保存してブラウザで動作させるというオーソドックスな方法を紹介する。
この種のエディタは色々あるのだが、無料で利用でき、機能がシンプルなものとして「QuickEditテキストエディター」を紹介する。
この種のエディタは色々あるのだが、無料で利用でき、機能がシンプルなものとして「QuickEditテキストエディター」を紹介する。
インストールしたら、右上のフォルダ・アイコンをタップし、新規作成を選び(左上図)、これから紹介するプログラムを入力する。もしくは、ダウンロードしたHTMLファイルを開き、編集する。
入力できたら、下方にあるフォルダ・アイコンをタップし、ファイル名を指定して保存する。
つづいて、Files by Googleアプリを使って、保存したファイルをタップする。拡張子.htmlにはChromeブラウザがリンクしているので、入力したJavaScriptを実行する。
うまく動かないときは QuickEdit に戻って修正し、保存。Chromeブラウザでリロードする。この繰り返しである。
入力できたら、下方にあるフォルダ・アイコンをタップし、ファイル名を指定して保存する。
つづいて、Files by Googleアプリを使って、保存したファイルをタップする。拡張子.htmlにはChromeブラウザがリンクしているので、入力したJavaScriptを実行する。
うまく動かないときは QuickEdit に戻って修正し、保存。Chromeブラウザでリロードする。この繰り返しである。
サンプル・プログラムの文字エンコードについて
この連載では、各節で、サンプル・プログラムを無償でダウンロードできるようになっている。
プログラム・ファイルの文字エンコードは、現在、WebサイトやWebアプリで標準的に用いられる UTF-8:blue] で、改行コードは LF にしている。前述のメモ帳やエディタは、いずれも UTF-8 に対応しているが、もしダウンロードしたファイルが文字化けするようだったら、メモ帳やエディタの設定を見直してほしい。
なぜ UTF-8 を使うのかについては、「UCS と UTF - 文字コード」を参考にしていただきたい。
プログラム・ファイルの文字エンコードは、現在、WebサイトやWebアプリで標準的に用いられる UTF-8:blue] で、改行コードは LF にしている。前述のメモ帳やエディタは、いずれも UTF-8 に対応しているが、もしダウンロードしたファイルが文字化けするようだったら、メモ帳やエディタの設定を見直してほしい。
なぜ UTF-8 を使うのかについては、「UCS と UTF - 文字コード」を参考にしていただきたい。
プログラムの利用、ご質問・ご意見は
このシリーズでダウンロードできるプログラムは無償だ。
自己学習の範囲内で利用する分には、自由に変更してもらって構わない。ただし、利用した結果、何らかの得失が発生しても当方は責任は負えないので、あらかじめご了承願いたい。
また、学校や企業内などで2次利用したいときは、「リンク・二次利用について」をご覧いただきたい。
内容に関するご質問、こんなテーマを取り上げて欲しいなどのご意見があれば、Twitterアカウントをお持ちの方は パパぱふぅ@𝙥𝙖𝙝𝙤𝙤.𝙤𝙧𝙜 へ、お持ちでない方は各ページの右下にあるリンク「こちらへお願いします」をクリックしてほしい。
これらコミュニケーションは他の利用者の参考にもなるので、とくに事情がないかぎり、ネット上でオープンにやり取りさせていただきたい。
自己学習の範囲内で利用する分には、自由に変更してもらって構わない。ただし、利用した結果、何らかの得失が発生しても当方は責任は負えないので、あらかじめご了承願いたい。
また、学校や企業内などで2次利用したいときは、「リンク・二次利用について」をご覧いただきたい。
内容に関するご質問、こんなテーマを取り上げて欲しいなどのご意見があれば、Twitterアカウントをお持ちの方は パパぱふぅ@𝙥𝙖𝙝𝙤𝙤.𝙤𝙧𝙜 へ、お持ちでない方は各ページの右下にあるリンク「こちらへお願いします」をクリックしてほしい。
これらコミュニケーションは他の利用者の参考にもなるので、とくに事情がないかぎり、ネット上でオープンにやり取りさせていただきたい。
おすすめの参考書
参考書を読みながら学習を進めたいという方にお勧めなのが本書だ。「解説→例題(サンプル・プログラム)→理解度チェック」の繰り返しで、初心者から経験者までJavaScriptの理解度を深めることができる。
著者は、ソフトバンクの社内システムの開発を経て、CodeMafia のハンドルネームでUdemyなどでプログラミング講師として活動している外村将大さん。
著者は、ソフトバンクの社内システムの開発を経て、CodeMafia のハンドルネームでUdemyなどでプログラミング講師として活動している外村将大さん。
コラム:テキストエディタのすすめ
マイクロソフト Visual Studio やオープンソースの Eclipse のような統合開発環境(IDE)にはプログラム・エディタが付属している。プログラムの入力からデバッグまで、さまざまな機能が付いた便利エディタだが、その言語でしか使えないという制約がある。
私はパソコン上で、FORTRAN、BASIC、COBOL、Pascal、SmallTalk、Lisp、Prolog、C、C++、C#、Java、JavaScript、PHP、Ruby、Python‥‥数え切れないほどのプログラミング言語に関わってきた。言語によってプログラム入力操作が異なると生産性が落ちるので、VZ EDITOR という市販の汎用テキストエディタを使ってきた。現在は WZ EDITOR という名前で販売されており、30年以上の付き合いになる。
本シリーズだけでなく、ぱふぅ家のホームページもすべて WZ EDITOR で書いている。
みなさんも、ご自身が使いやすいテキストエディタを1つ見つけておいてはいかがだろうか。
私はパソコン上で、FORTRAN、BASIC、COBOL、Pascal、SmallTalk、Lisp、Prolog、C、C++、C#、Java、JavaScript、PHP、Ruby、Python‥‥数え切れないほどのプログラミング言語に関わってきた。言語によってプログラム入力操作が異なると生産性が落ちるので、VZ EDITOR という市販の汎用テキストエディタを使ってきた。現在は WZ EDITOR という名前で販売されており、30年以上の付き合いになる。
本シリーズだけでなく、ぱふぅ家のホームページもすべて WZ EDITOR で書いている。
みなさんも、ご自身が使いやすいテキストエディタを1つ見つけておいてはいかがだろうか。
(この項おわり)