めがね橋(碓氷第三橋梁)はわが国最大の煉瓦作りアーチ橋

2012年8月17日・2016年9月11日 撮影
めがね橋
2012年8月17日 撮影
めがね橋(群馬県安中市松井田町坂本地内)は、正式名称を碓氷第三橋梁という。わが国最大の煉瓦づくりアーチ橋で、長さ91メートル、高さ31メートル、アーチの数は4つ。
国内最大のレンガ製アーチ橋で、間近で見上げる威容は圧巻。
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めがね橋
2016年9月11日 撮影
設計者はイギリス人技師のパゥネルと古川晴一で、1893年(明治26年)12月に竣工した。長らくアプト式鉄道を支えてきたが、1963年(昭和38年)の新線開通に伴い廃線となった。
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(2560×1707 ピクセル, 1986 Kbyte)
めがね橋
2023年7月17日 撮影
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(2560×1707 ピクセル, 2260 Kbyte)
めがね橋
2012年8月17日 撮影
高さ31メートルというとマンション10階に相当するが、下が渓谷になっていることもあり、川底からの高さが31メートルもあり、おそろしく高く感じる。使用された煉瓦は約200万個に及ぶ。
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めがね橋
2016年9月11日 撮影
眼下には、旧中山道(国道18号)が、大きくU字にカーブしている様子が見える。
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めがね橋
2016年9月11日 撮影
橋梁は、第2橋梁から第6橋梁までの5基が残っており、すべてが煉瓦造りだ。1993年(平成5年)、国の重要文化財に指定された。
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アプトの道
2016年9月11日 撮影
2001年(平成13年)、廃線敷を利用した遊歩道「アプトの道」が整備され、橋上を歩くことができるようになっている。

2008年(平成20年)、めがね橋から旧熊ノ平信号場までの1.2kmの延長工事に着手し、2012年(平成24年)に3月に完成した。これにより、横川駅を基点として、旧上り本線を経由し、旧丸山変電所、峠の湯を経て、旧熊ノ平信号場までの約3kmを歩いて行くことができるようになった。旧熊ノ平信号場からは階段をつたって、旧中山道に降りることができる。
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アプトの道
2016年9月11日 撮影
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アプトの道
2012年8月17日 撮影
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アプトの道
2012年8月17日 撮影
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アプトの道
2012年8月17日 撮影
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アプトの道
2016年9月11日 撮影
横川駅~軽井沢駅間を結ぶJRバスの一部が、めがね橋に停車する。横川駅から約15分、300円の行程である。
バイパスを経由する路線はめがね橋に止まらないので注意したい。
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旧丸山変電所
2016年9月11日 撮影
旧丸山変電所は、碓氷線が電化されたことに伴い、1912年(明治45年)、当時の鉄道・電気の最先端技術を導入して建設された総煉瓦作りの建物である。1994年(平成6年)、国の重要文化財の指定を受けた。
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アプトの道
2023年7月17日 撮影
アプトの道を西へ進む。
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アプトの道
2023年7月17日 撮影
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アプトの道
2023年7月17日 撮影
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旧熊ノ平駅
2023年7月17日 撮影
旧熊ノ平駅が見えてきた。1893年(明治26年)に信号場として設置され、1906年(明治39年)に鉄道駅に昇格した。1950年(昭和25年)6月に大雨による土砂崩れが複数回おき、50人の犠牲者が出た。一周忌にあたる1951年(昭和26年)6月9日に熊ノ平殉難碑が建立された。
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アプトの道
2023年7月17日 撮影
相対式ホーム2面2線を有する地上駅だが、トンネルに挟まれ有効長を十分に確保できないため、アプト式鉄道時代の列車は突込線によっていったんトンネルに突っ込んでから本線脇の引上線に後退して停車する一種のスイッチバック駅だった。
アプトの道は、ここが終点である。
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交通アクセス

【バス】
  • JR信越本線「横川駅」からJRバス軽井沢行きに乗車して約13分、「めがね橋」バス停下車
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:めがね橋

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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