平等院鳳凰堂は十円硬貨でお馴染み

2014年6月11日 撮影
平等院 鳳凰堂
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平等院 鳳凰堂
平等院(京都府宇治市宇治蓮華116)の鳳凰堂 (ほうおうどう) は、十円硬貨の表面のデザインに使われている有名な寺院だ。
古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている。
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平等院 鳳凰堂
9世紀末、光源氏のモデルといわれる左大臣・源融 (みなもとのとおる) の別荘だったものが、宇治天皇の手を経て藤原道長の別荘「宇治殿」となった。子の頼道が1052年(永承7年)に寺院に改め、これが平等院のはじまりとなった。
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平等院が創建された平安末期には、災害や戦乱が相次ぎ、末法思想が広く信じられるようになった。
平等院の本尊は大日如来であったが、末法思想の影響で、1053年(永承8年)、西方極楽浄土とその宮殿に住む阿弥陀如来をイメージした鳳凰堂 (ほうおうどう) が造営された。

鳳凰堂は、高さ(鳳凰を除く)約13.5メートル、幅(南北)約47メートル、奥行き(東西)約35メートルと、意外と小さい。
鳳凰堂は国宝に、庭園は史跡及び名勝に指定されている。
平等院 南門
南門は、安土桃山時代のもので、伏見桃山城から移設された。
2010に塗装工事した際、部材のほとんどが赤樫 (あかがし) の巨木であることが判明した。赤樫は固く火に強いことから戦国期の城門などに使用された記録があるが、希少な木材であり、実際の建築物が国内で発見されたのは、これが初めてである。
城造りの天才として知られる豊臣秀吉による伏見桃山城の城門と考えられている。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR奈良線「宇治駅」下車、東へ徒歩10分
  • 京阪電鉄宇治線「京阪宇治駅」下車、徒歩10分
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目的地:平等院
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(この項おわり)
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