富士サファリパークは国内最大

2017年12月16日 撮影
富士サファリパーク
ライオン
富士サファリパーク(静岡県裾野市須山字藤原2255-27)は、1980年(昭和55年)4月に開園した国内最大のサファリパークである。7つに分かれたゾーンには、世界中から集められた約30種類の動物が暮らしている。コースの所要時間は約50分。
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マイカーや、動物にエサをあげることのできるジャングルバス、レンジャーと同じゼブラ模様の4WD車に乗って、動物の生態を間近に観察することができる。
富士サファリパーク
ライオン
ライオンゾーンには、百獣の王と呼ばれるライオンが暮らす。
ライオンはネコ科で、木の上に登って休憩することがある。また、群れを作って生活する姿などを見ることができる。亜種についてはよくわかっていないことが多い。
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富士サファリパーク
ライオン
ライオンは、アフリカ中央部から東部にかけて生息し、オスは体長2.6~3.3メートル、体重150~240kg、メスでも体長2.4~2.7メートル、体重120~180kgと意外に大きい。国際自然保護連合が発表しているレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。
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富士サファリパーク
アムールトラ
トラゾーンにはアムールトラが暮らす。アムールトラもネコ科で、シベリア東部、中国東北部にかけて生息し、現存する8つのトラ亜種の中で最も大型で、ライオン並の大きさがある。絶滅危惧種に指定されている。
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富士サファリパーク
ヒマラヤグマ
クマゾーンには、ヒマラヤグマ、ヒグマ、アメリカグマが暮らしており、水遊びの様子を見ることもできる。
ヒマラヤグマは、ネパール、中国、朝鮮、タイなどの山林に生息し、体長1.3~1.7メートル、体重は90~120kgに達する。
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シロサイ
一般草食ゾーンに暮らすシロサイは、アフリカ南部の草原に生息し、サイの仲間では最も大きく、体長3.5~4.0メートル、体重は2トンに達する。大きな体に似合わず走るのも速く、短い距離なら時速50km近くで走ることができるといわれている。絶滅危惧種。
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富士サファリパーク
フタコブラクダ
一般草食ゾーンに暮らすフタコブラクダは、モンゴルなどの砂漠地帯に生息し、体長2.5~3.0メートル、体重は350~650kgである。砂漠地帯では特に有益な動物で、紀元前2千年に家畜化されていたと言われている。絶滅危惧種。
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トムソンガゼル
一般草食ゾーンに暮らすトムソンガゼルはウシの一種で、体長0.8~1.1メートル。十数頭から数百頭の群れとなしており、天敵のチーターなどをいち早く発見し、素早く逃げることができるようにしている。60km/h以上のスピードで走ることができる。湾曲しながら上方に向かう角が特徴的だ。
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トムソンガゼル
数千頭が集まって乾季には林地へ、雨季には草原へ移動する。
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ヤギ
一般草食ゾーンに暮らすヤギは、ウシ科の動物で、紀元前3500年頃には家畜化されていたと考えられている。体長0.6~0.7メートル、体重20~40kg。
ヒツジの近縁だが、雄にはあごひげがある点が異なる。
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カピバラ
ふれあいゾーンに暮らすカピバラは、アマゾン川流域を中心に生息しており、齧歯類の中では最も大きい。体長1.0~1.3メートル、体重35~65kgと、大人の人間ほどの重量がある。
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泳ぎが巧みで、外敵に襲われると目と鼻だけを水から出して水中に隠れてしまう。5分程の間は水中に潜っていることができると言われている。
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マーラ
マーラは、パタゴニアに生息している齧歯類で、体長60~90cm、体重8~9kg。耳が長く、体毛は濃灰色で、ウサギによく似ている。
テンジクネズミの中では最も大きく、齧歯類の中では、カピバラ、ビーバー、ヤマアラシに次いで大きい。
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アカカンガルー
アカカンガルーはオーストラリアの草原に生息しており、体長0.8~1.6メートル、体重17~90kg。後足が大きく発達しており、長くて丈夫な尾をもつ。有袋類の中では最も大きい。

カンガルーと言えば跳躍力――身体が大きいものだと、高さ3メートル、幅9メートルの跳躍が可能で、60km/h以上にスピードで走ることができる。
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アカカンガルー
発情期には、オスは体の大きさや腕の筋肉をみせつける誇示行動を行い、尾でバランスを取りながら前肢で引っ掻いたり後肢で蹴りを繰り出すボクシングのような闘争を行う。

発情周期は35日、妊娠期間は33日で、1回に1頭の子どもを産む。産まれた子どもは自力で育児嚢まで移動し、生後235日は育児嚢の中で生活する。授乳期間は1年。オスは生後20~24か月、メスは生後15~20か月で性成熟する。
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ミーアキャット
ミーアキャットは、アフリカ南部の乾燥地帯に生息するマングースの仲間で、体長25~30cm、体重0.6~1kg。パックと呼ばれる家族単位の群れで生活しているが、家族集団がいくつか集まって、30~40頭程の群れをつくることもある。

日光浴を好み、朝になって気温が上がると巣穴から出てきて、群れになって日光浴をしているが、このように日中でも太陽に向かって立ち上がっている姿がよく見られる。
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富士サファリパーク
ミーアキャット
岩の割れ目や地面に穴を掘って長いトンネル状の巣をつくる。前肢の爪は特に強力で、穴を掘るのに適している。見た目に似合わず凶暴で、この鋭い爪で引っかかれると思わぬ大けがとなることも。

警戒心が強く、餌を食べている時でも数頭が見張りをする。
昆虫や小鳥、トカゲ、小動物などのほか、球根や果実、木の葉などの植物質のものも食べる。嗅覚が鋭く、地下にいる昆虫の幼虫なども嗅ぎ出すことができる。
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アメリカンミニチュアホース
サファリダービーが行われていた。勝ち馬投票券は1枚100円で、1着を当てると豪華な賞品を受け取ることができる。
走っているアメリカンミニチュアホースはポニーより小さな馬で、体高は80cm程度。400年に及ぶ品種改良によって誕生した。
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交通アクセス

【自動車】
  • 東名高速「御殿場I.C.」から約18km・25分
  • 東名高速「裾野I.C.」から約10km・15分
【バス】
  • JR御殿場駅から路線バスで約35分
富士サファリパーク 関連

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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