
上高地

上高地インフォメーションセンター
上高地インフォメーションセンターは、バスターミナルに接している建物で、上高地の自然や散策・登山情報、交通、宿泊などさまざまな情報を提供している。雨具や緊急用の登山用小物なども販売している。

上高地ラーメン
上高地観光センターの2階にある上高地食堂で、昼食をとる。土産物売場が併設されている。

上高地郵便局
上高地郵便局は、4月27日~11月15日の間、開設される郵便局である。1930年(昭和5年)に開局された。
窓口から郵便物を出すと、大正池と穂高連峰の風景が入った記念日付スタンプを押印してもらえる。
窓口から郵便物を出すと、大正池と穂高連峰の風景が入った記念日付スタンプを押印してもらえる。

河童橋

梓川
梓川は、近くに寄って見ると、水が透き通って透明だが、遠くから見るとエメラルド色に染まって見える。これは、運ばれてくる砂や砂利が白く、川底で光の吸収と屈折現象を起こし、エメラルド色に輝いて見えるのだという。

湿原
イギリス人宣教師ウォルター・ウエストンは登山が趣味で、1888年(明治21年)から1894年の日本滞在中、富士山をはじめとする多くの山々をめぐった。それまで日本の登山は、信仰・修行・狩猟が目的であったが、レジャーとして広く知らしめ、上高地を有名にした彼の功績は「日本近代登山の父」として広く称えられている。

前穂高岳に登頂した際、案内役として同行した地元安曇村生まれの猟師・上條嘉門次との友情関係が語り継がれている。

前穂高岳に登頂した際、案内役として同行した地元安曇村生まれの猟師・上條嘉門次との友情関係が語り継がれている。

ウエストン碑
また、イギリス人の冶金技師ウィリアム・ガウランドが、1877年(明治10年)7月、槍ヶ岳に登頂し、Japan alps と表現したことをウエストンがヨーロッパに紹介し、日本アルプスの名前が海外に知られるようになった。

上高地帝国ホテルと梓川を挟んで対岸にウエストン碑と、それを囲むようにウエストン園地と呼ばれる湿地帯が広がっている。

上高地帝国ホテルと梓川を挟んで対岸にウエストン碑と、それを囲むようにウエストン園地と呼ばれる湿地帯が広がっている。

田代池

田代湿原
1915年(大正4年)、5メートルの深さがあった田代池は徐々に浅くなり、湿原化している。

大正池
正面に見える焼岳からは、いまも噴煙が見える。
下流には水力発電所があり、東京電力は冬場に土砂を浚渫を行っている。そのまま放置すると、10年以内に池は埋まってしまうという。
下流には水力発電所があり、東京電力は冬場に土砂を浚渫を行っている。そのまま放置すると、10年以内に池は埋まってしまうという。
交通アクセス
【鉄道+バス】
- 松本電鉄「新島駅」からバスで約1時間
- JR「松本駅」からバスで約1時間30分
- JR「高山駅」からバスで約1時間で平湯バスターミナルへ、そこからシャトルバスで約25分
参考サイト
- 上高地
- 上高地河童橋ライブカメラ:五千尺ホテル上高地
近隣の情報
- 小雪吹きつけ、上高地で開山祭(2019年4月30日)
- 幻想の光に浮かぶ氷結の大滝(2019年2月16日)
- 疲れ癒やす花のじゅうたん(2017年8月1日)
- 飛騨大鍾乳洞、恋人の聖地に認定(2017年7月28日)
- 北アルプス彩る紅葉 岐阜・新穂高ロープウェイ(2016年10月28日)
- 天空のおもてなし60年 老夫婦営む「ランプの山小屋」(2016年10月8日)
この付近でネットができる宿
- ホテル白樺荘<上高地> (長野県松本市安曇上高地4468)
- 星降るホテル 上高地大正池ホテル (長野県松本市安曇上高地)
(この項おわり)
主峰の奥穂高岳(標高3,190m)をはじめとする3,000m級の山々が連なる穂高連峰が眼前に迫る。梓川は、さらに北側にある槍ヶ岳(標高3,180m)を水源としている。