ボーイング 787-9は、B787-8の胴体を6メートル延長し、座席数を増やしたものだ。ANAでは、国際線が215席、国内線が246席となっている。空気抵抗軽減システムを搭載し、さらに燃費を高めている。2014年(平成26年)8月から運行開始。
大きな写真

(2560×1707 ピクセル, 1232 Kbyte)
エコノミークラスでは、座席毎に9インチの液晶シートモニタが付いており、ニュースや映画、ドラマ、音楽を視聴できる。また、電子書籍や電子新聞、飛行状況も確認できる。USB端子が1つ付いており、スマホの充電や、USBメモリ内の音楽ファイルの再生もできる。
シートピッチ(前後間隔)は約86センチと、以前は79センチのものが多かったので、だいぶ広くなった。それでも新幹線の104センチには及ばない。フットレストが付いているが、身長が170センチ以上あると、大して役に立たない。
飛行中にWi-Fiも利用できるが、これは別料金。
飛行中にWi-Fiも利用できるが、これは別料金。
この直後、英ロールス・ロイス社のエンジンに設計上の問題が見つかったため、ANAは7月6日から1週間と、23日からの1週間の計2回、国内線の数百便を欠航させ、点検・交換を行うという。B787のトラブルは終息しそうにない。
参考サイト
- ボーイング 787-9:ANA特設サイト
- BOEING 787 DREAMLINER:ボーイング社
- 島津製作所がボーイング787の部品を受注:予想出来た筈のこと
- 全日空のボーイング787が仙台=伊丹に初就航:焼肉定食
(この項おわり)