「九州横断特急」「A列車で行こう」は2両編成のワンマン特急

向谷実さんのアレンジによる「A列車で行こう」が流れている

九州横断特急

「九州横断特急」キハ185系
2016年3月16日 向之原駅 写真:こぱふぅ
九州横断特急は、2004年(平成16年)3月、九州新幹線「つばめ」開業にともない、豊肥本線特急「あそ」と肥薩線急行「くまがわ」の統合によって誕生した特急の名称である。特急「あそ」で使われていたキハ185系気動車を改装し、2両編成のワンマン特急として運行している。
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「九州横断特急」キハ185系
2008年7月29日 阿蘇駅 写真:ままぱふぅ
阿蘇外輪山の出口に当たる立野駅は、外輪山との標高差が約130メートルもあり、普通の路線では勾配が急すぎて行き来できない。そのため、スイッチバックになっている。
九州横断特急は、ただでさえスピードが出ないうえ、スイッチバックがあるために熊本駅まで1時間以上を要する。
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「九州横断特急」キハ185系
2008年7月29日 阿蘇駅 写真:ままぱふぅ
この日は列車の到着が10分遅れで阿蘇に到着。熊本駅まで、遅れを取り戻すようなスピードアップもせず、予約していた九州新幹線に乗り遅れるのではないかとハラハラさせられた。幸い、リレーつばめは接続待ちをしてくれていた。
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九州横断特急 関連

A列車で行こう

特急「A列車で行こう」 キハ185系
2016年3月19日 富合駅 写真:こぱふぅ
特急「A列車で行こう」は、JR九州が熊本駅から三隅駅間を運行する、臨時の観光特急である。2011年(平成23年)10月に運行開始。土曜・休日および長期休暇期間中に1日3往復する。
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車内のBGMは、もちろん、ジャズのスタンダードナンバー「A列車で行こう」。アレンジしているのは、カシオペアのキーボード奏者というより、いまや鉄道音楽の第一人者といった方が馴染みのある向谷実 (むかいや みのる) さん。
なお、列車名の由来は、南蛮文化が渡来した16世紀の天草をモチーフに、ヨーロッパをイメージした大人の旅を演出するというコンセプトから、大人 (Adult) や天草 (Amakusa) の頭文字から取られたそうだ。

使用車両は キハ185系気動車の2両編成。
A列車で行こう 関連

参考サイト

(この項おわり)
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