JR西日本 キハ120形は豊富なカラバリの気動車

1992年デビューのワンマン気動車

高山本線

高山本線 キハ120形
2017年9月22日 速星駅 (はやほしえき) 婦中鵜坂駅 (ふちゅううさかえき) 間 写真:こぱふぅ
キハ120系は、1992年(平成4年)にデビューしたJR西日本のワンマン気動車である。
全長15.8メートルと短いが、両運転台車両で2扉の間に一直線にロングシートがあるため、首都圏の通勤電車より車両が長く感じる。
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木次線

木次線 キハ120形
2023年8月1日 宍道駅 写真:こぱふぅ
木次線 (きすきせん) は、宍道駅(島根県松江市)から備後落合駅(広島県庄原市)に至る81.9km、18駅で、全線単線・非電化である。25~30km/hの速度制限箇所が多数ある。
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木次線 キハ120形
2023年8月1日 備後落合駅 写真:こぱふぅ
2023年(令和5年)1月13日からラッピング列車が運行開始した。
斐伊川沿いの桜並木をテーマにピンク色とブランドカラーの「きすきいろ(山吹色)」でデザインし、大きく「RAIL is BATON.」のキャッチコピーが書かれている。
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木次線 キハ120形
2023年8月1日 備後落合駅 写真:こぱふぅ
木次線では、観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」が2023年度で運行終了する予定で、このラッピング車両は、沿線自治体やJR西日本などでつくる木次線利活用推進協議会が新たな観光推進策として企画したもの。
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芸備線

芸備線 キハ120形
2023年8月1日 三次駅 写真:こぱふぅ
芸備線 (げいびせん) は、備中神代駅(岡山県新見市)から広島駅(広島県広島市)に至る159.1km、44駅の鉄道路線である。
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山陰本線

山陰本線 キハ120形
2006年7月22日 益田駅 写真:パパぱふぅ
益田から東萩まで1時間超の行程で、トイレがあるものと考えていたのだが、この車両にはまだ無かった。現在、一部の車両にトイレの増設がはじまったところのようだ。
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整理券 - 山陰本線 キハ120形
1両単位で運用され、時間帯によって増結していく。
基本的にはステンレス車体だが、最初に投入された越美北線用5両と、木次線の一部の車両は鋼製車体となっている。

新潟鐵工所(現・新潟トランシス)が製作した地方鉄道向け車両である「NDCシリーズ」のひとつで、JR九州のキハ125形、島原鉄道のキハ2500形、ひたちなか海浜鉄道湊線のキハ3710形、松浦鉄道のMR-400形、水島臨海鉄道のMRT300形などの兄弟分にあたる。
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料金箱 - 山陰本線 キハ120形
バックミラーやドアをはじめ、整理券や料金箱にも、バスの部品が流用されている。

投入された地域によって塗装が異なっており、2010年代に入ると各地に全面ラッピング車両が誕生している。
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山陰本線
須佐付近の様子。右に日本海が見える。海も美しく、前週までの大雨が嘘のようだ。
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日本海
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大糸線

大糸線 キハ120形
2011年12月11日 南小谷駅 写真:こぱふぅ
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大糸線 キハ120形
運転席。
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大糸線 キハ120形
運賃表示板。
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関西本線

キハ120形 関西本線
2018年9月3日 加茂駅 写真:こぱふぅ
関西本線では、非電化区間の亀山駅~加茂駅間(61km、13駅)で運用されている。
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関西本線 関駅~加太駅間
2018年9月3日 関駅~加太駅間 写真:こぱふぅ
亀山駅から、国道1号、25号と併走し、山間部を走る。加太駅~柘植駅間には、加太越えと呼ばれる25‰の急勾配がある。
関西本線 関駅~加太駅間の大きな写真大きな写真
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関西本線 新堂駅
2018年9月3日 新堂駅 写真:こぱふぅ
柘植駅を出ると周囲は開け、伊賀盆地を走り、新堂駅となる。そこから2駅で、伊賀鉄道伊賀線が乗り入れる伊賀上野駅となる。以前、上野市駅を訪れている。
関西本線 新堂駅の大きな写真大きな写真
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関西本線 木津川橋梁
2018年9月3日 木津川橋梁 写真:こぱふぅ
大河原駅を過ぎると、並行して流れている木津川を横断する木津川橋梁 (きづがわきょうりょう) を渡る。1897年(明治30年)に竣工し、2009年(平成21年)にJR西日本の登録文化財に指定された大型のトラス橋だ。
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キハ120形 関西本線
2018年9月3日 加茂駅 写真:こぱふぅ
加茂駅は橋上駅で、天王寺・大阪方面への大和路快速と接続している。
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キハ120形 関連

参考サイト

(この項おわり)
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