京浜急行電鉄 1500形は京急初の3扉車両

1985年にデビュー
京浜急行 1500形
2021年11月6日 糀谷駅 (こうじやえき) 付近 写真:こぱふぅ
京浜急行1500形電車は、1000形の置き換え用として1985年(昭和60年)にデビューした京急初の3扉車両で、1993年(平成5年)までに166両が製造された。快特から普通まで全種別に対応でき、4両、6両、8両と編成も様々である。運転士の間では、オールマイティで特徴がないのが特徴と言われている。
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京浜急行 1500形
2020年11月13日 立会川駅 写真:こぱふぅ
その後の京急の標準となる片側3扉・ロングシートを初めて実装した車両である。
運転席では、ワンハンドルマスコンを初めて採用した。運転士にとっては操作がシンプルであるうえ、四角い車体で停止位置が合わせやすいというメリットがある。
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京浜急行 1500形
2011年1月29日 小島新田駅 写真:こぱふぅ
8両編成は、600形新1000形とともに浅草線に乗り入れている。
1986年(昭和61年)までに製造された車両は普通鋼製で、1988年(昭和63年)以降の車両はアルミ合金製となった。
当初は界磁チョッパ制御を採用していたが、1990年(平成2年)以降からVVVFインバータ制御を搭載した。
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京浜急行 1500形
2006年11月5日 京急蒲田駅 写真:ままぱふぅ
1995年(平成7年)4月のダイヤ改正で、品川駅 - 横浜駅間の120km/h運転に対応できるよう、非常制動の圧力を増加させた改造工事(増圧ブレーキ)が行われた。
また、車両性能向上と省エネルギー化の促進のため、界磁チョッパ車両は2014年(平成26年)前にVVVFインバータ制御に置き換えられた。
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京浜急行 1500形
2006年11月5日 三崎口駅 写真:ままぱふぅ
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京浜急行電鉄 関連
(この項おわり)
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