「mLink for ZEN」で手持ちのヘッドフォンをBluetooth化

2006年8月購入
mLink for ZEN
【写真】
  • 「mLink」の受信機+ヘッドフォン「RP-HJE50-A
  • 「mLink」の送信機+マルチメディアプレイヤー「ZEN VISION


愛用していたMP3プレイヤー「MuVo」が故障してしまった。新しいシリコン・プレイヤーを買おうかと悩んだのだが、「ZEN VISION」を買ったばかりだったし、Bluetooth に興味があったので、Bluetooth 対応のヘッドフォンを探すことにした。
探してみると、携帯電話のハンズフリー用のヘッドセットは多いのだが、ヘッドフォン・アダプタとなると意外に選択肢は少なく、すぐに、ZEN をリモートコントロールできるモバイルキャスト製「mLink for ZEN」に決まった。化粧箱のデザインが、iPod nano の箱に似ている。

mLink は送信機と受信機のセットである。ヘッドフォンが付属しているものの、受信機側にミニジャックがあるので、自分の好みのヘッドフォンを接続できる。毎日の通勤で使っていると、ヘッドフォンの、とくにケーブルが痛みやすい。本体は別にして、ヘッドフォン部分は消耗品だと考えている。
上の写真のヘッドフォンは、以前購入した松下電機製「RP-HJE50-A」である。受信機のサイズは、幅53.5×高25.5×奥行23.8ミリ、質量は約24グラムと、MuVoより小さく軽い。
また、iPod shuffle(第2世代)のようにクリップ型になっており、シャツのポケットなどに挟んでおくことができる。

受信機側にアンプを内蔵しているので、ボリューム調整ができる。
また、ZEN に対して、曲の先送り/後戻り、再生/停止、電源ON/OFF、FMラジオへの切り換えなどのリモート操作ができる。電源が内蔵バッテリだけというのは残念だった。付属のACアダプタは受信機と送信機を同時に充電できるが、充電コネクタを差し込むと、自動的に電源OFFになってしまう。
連続使用時間が約 8 時間と、最近のプレイヤーと比較すると稼働時間が短いので、頻繁に充電する必要がある。そこで、USB バスパワーから充電できるアダプタ MPXDCD100-Kも買った。MPXDCD100-K には、自動車のシガレット・プラグを USB に変換するアダプタが同梱されているので、何かと便利である。

普段は、電子手帳用のセミハードケースに ZEN VISION と充電アダプタ、ヘッドフォンの延長ケーブルなどの小物を 入れて、カバンに入れて持ち歩いている。

2007年(平成19年)10月以降、プレイヤーの方は Bluetooth 対応の携帯電話「FOMA P903i」に、ヘッドホンはソニー製「MDR-EX85SL」に切り換えたが、送信機はそのまま mLink を使い続けている。
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主な仕様

サイズ(送信機)約W53.5×H25.5×D23.8mm
重量(送信機)約24g
通信方式Bluetooth Ver.1.2準拠
対応プロファイルHSP, HFP, A2DP, AVRCP
通信距離約10m
電源内蔵リチウムポリマーバッテリー
充電時間約3時間
連続使用時間約8時間/待機時 約150時間

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(この項おわり)
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