川合玉堂は写生のために頻繁に青梅を訪れており、戦時中の疎開を契機に定住した。住居を「偶庵」、画室を「随軒」と称した。写真は、画室「随軒」を復元したもの。
玉堂は、日本の四季の自然と、そこに生きる人間や動物の姿を、美しい墨線と彩色で描くことを得意とした。日本画の繊細な筆遣いでありながら、西洋画のような奥行き感のある絵も散見される。
玉堂は、日本の四季の自然と、そこに生きる人間や動物の姿を、美しい墨線と彩色で描くことを得意とした。日本画の繊細な筆遣いでありながら、西洋画のような奥行き感のある絵も散見される。
美術館の外には日本庭園が広がる。
川合玉堂の絵は、テレビ「開運!なんでも鑑定団」にも過去何度が登場した。鑑定団の一員である安河内眞美は、偶庵の名前を冠した美術品の評価・鑑定会社、株式会社偶庵を経営している。
川合玉堂の絵は、テレビ「開運!なんでも鑑定団」にも過去何度が登場した。鑑定団の一員である安河内眞美は、偶庵の名前を冠した美術品の評価・鑑定会社、株式会社偶庵を経営している。
いもうとや
テーブルからは多摩川の美しい流れを見ることができるそうだが、この日は、台風9号の影響で、川の水は濁ったまま。台風が上陸したときには、美術館へ至る道も水没し、河原にあった東屋が流されてしまったそうだ。
交通アクセス
JR青梅線・御嶽駅より徒歩3分。
駅から御岳橋を渡って、多摩川の対岸にある。
近くに駐車場がある。玉堂美術館・いもうとやの利用者は無料になる。
駅から御岳橋を渡って、多摩川の対岸にある。
近くに駐車場がある。玉堂美術館・いもうとやの利用者は無料になる。
近隣の情報
- 玉堂美術館とレストラン「いもうとや」:ぱふぅ家のホームページ
- 多摩川上流と河鹿園:ぱふぅ家のホームページ
- 武蔵御嶽神社は「おいぬ様」で有名:ぱふぅ家のホームページ
- 夏休みごみ探検隊:ぱふぅ家のホームページ
- 青梅の上空に勇壮な「タカ柱」(2020年10月10日)
- 日本酒「澤乃井」の小澤酒造、年に一度の蔵開き(2018年10月26日)
- 御岳山ケーブルカー 2カ月ぶり再開(2016年4月8日)
(この項おわり)
チケットを買って入ったところで、玉堂のプロフィールを紹介しているビデオ(約15分)を流している。
15歳の頃のスケッチから84歳で没するまでの作品を収蔵しており、季節に合わせ、年7回も展示品を交替するとのこと。