井の頭公園の桜

2010年4月9日 撮影
井の頭公園
井の頭公園(正式名称は「都立井の頭恩賜公園」,東京都武蔵野市御殿山1-18-31)は、武蔵野市と三鷹市の間に広がる緑豊かな公園である。毎年桜の季節には、多くの花見客で賑わう。
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井の頭公園
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井の頭池 - 井の頭公園
公園内の井の頭池は豊かな湧き水によって支えられている。
武蔵野市側にある御殿山遺跡からは縄文時代の竪穴式住居遺跡も出土し、古くから人間が居住していたようだ。

弁財天 - 井の頭公園
井の頭池の西側に位置する弁財天は、平安時代中期に六孫王経基が伝教大師作の弁財天女像を安置するために建てた堂といわれている。のちの源平合戦の頃、源頼朝が東国平定を祈願し、その大願成就ののちに改築されたという。
鎌倉時代末期の元弘の乱の際に新田義貞と北条泰家との対戦の兵火で焼失したが、江戸幕府三代将軍徳川家光により再建されて現在に至る。
井の頭と言う名称も家光が名づけ、自ら小刀で弁財天の傍らのこぶしの木にその名を刻んだと言われている。
花見客 - 井の頭公園
三鷹の地名は、この一帯で徳川歴代将軍が鷹狩りを楽しんだことに由来する。
徳川家光が鷹狩りに訪れた際の休息のため、井の頭池を見渡す場所に御殿を造営したことから、公園の北側は御殿山と呼ばれる。

現在は比較的古いマンションが立ち並んでいるが、その眺めの良さから、いまでも庶民には高嶺の花となっている。
オシドリ - 井の頭公園
井の頭自然文化園では、1988年(昭和63年)から、井の頭池にオシドリを呼び戻す「オシドリ千羽計画」を進めている。飼育下で繁殖したヒナを、毎年2月ごろ、井の頭池に放すという。
神田川水源 - 井の頭公園
井の頭池は神田川の水源となっている。

江戸時代の初めに神田上水として改修され、江戸市民の水瓶となった。

100歳記念ウィーク

ひゃくさいくん、ひゃっこちゃん
ひゃくさいくん、ひゃっこちゃん
井の頭公園は、東京市が皇室の御料地を賜り、日本で最初の郊外公園として1917年(大正6年)5月1日に開園した。面積は約42万平方メートル。

2017年(平成29年)5月1日から「100歳記念ウィーク」が開催され、三鷹市に住む100歳の方などが、サクラの中では長寿の種類とされる7本の「エドヒガン」を記念植樹した。

また、公式キャラクター「ひゃくさいくん」「ひゃっこちゃん」がデビューした。

交通アクセス

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目的地:井の頭公園

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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