
2013年8月27日 撮影
梅田スカイビル(大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番)は、地上40階・地下2階、高さ約173mの超高層ビルである。1993年(平成5年)3月に完成した。
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(1920×1273 ピクセル, 653 Kbyte)

2013年8月27日 撮影
タワーイーストとタワーウエストの2棟で構成され、その頂上を連結するように円形の空中庭園展望台が設けられている、大変ユニークな建造物で、大阪の新しいランドマークになっている。

2013年8月27日 撮影
空中庭園展望台へは、タワーイースト3階からシースルーエレベータに乗ってゆく。
35階から39階へは、2本のハブーブエスカレーターが結んでいる。全長は約45m。
35階から39階へは、2本のハブーブエスカレーターが結んでいる。全長は約45m。

2013年8月27日 撮影
39階で、空中庭園展望台の入場券を購入する。

2021年11月20日 撮影

2013年8月27日 撮影
40階展望フロアの上は屋上「ルミ・スカイ・ウォーク」となっており、360度のパノラマを楽しむことができる。
空中庭園展望台の夕暮れは、「日本夕陽百選」にも選ばれた美しさ――。
空中庭園展望台の夕暮れは、「日本夕陽百選」にも選ばれた美しさ――。

2013年8月27日 撮影
大阪駅がミニチュアのようだ。

2021年11月20日 撮影
大阪の夜景も絶景だ。
写真は南側。下のパノラマ写真の左半分が写っている。
写真は南側。下のパノラマ写真の左半分が写っている。

2021年11月20日 撮影
北北西側の夜景。淀川が見える。

2021年11月20日 撮影

2013年8月27日 撮影
2007年(平成19年)のクリスマスイブ、空中庭園展望台は「恋人の聖地」に認定された。(2016年12月現在、認定から外れている)
恋人の聖地とは、NPO法人地域活性化支援センターが、プロポーズにふさわしいデートスポットとして全国100箇所を指定している名所のことである。
恋人の聖地とは、NPO法人地域活性化支援センターが、プロポーズにふさわしいデートスポットとして全国100箇所を指定している名所のことである。

2013年8月27日 撮影
2人で記念写真をどうぞ。

2013年8月27日 撮影
まだお相手が見つからない方は、40階にある空中庭園大明神で願掛けしていこう。

2021年11月20日 撮影
ホワイトツリーの森が終わりに近づくにつれ、色とりどりの光に照らされた鮮やかな動物たちが現れる。
外国人観光客に人気
2008年(平成20年)に英タイムズ紙が、パリの凱旋門に見立て「未来の凱旋門」として、ギリシャにある世界遺産のパルテノン神殿やイタリアのコロッセウム、スペインのサグラダ・ファミリアなどと並ぶ「世界を代表する20の建造物」に挙げたことから外国人観光客に人気。
2014年度の年間入場者が前年度比13.3%増の97万4506人と約20年前の開業当時並みに回復した。
2014年度の年間入場者が前年度比13.3%増の97万4506人と約20年前の開業当時並みに回復した。
梅田ダンジョン

2013年8月27日 撮影

2013年8月27日 撮影
大阪の梅田地下街の漫画描きました① pic.twitter.com/3O0hZyGgPy
— はがん (@hagan_hosenka) 2018年5月10日
梅田駅は、半径約1kmの狭いエリアに、阪神電気鉄道・阪急電鉄・大阪メトロの3つに加え、大阪メトロの東梅田駅・西梅田駅の合わせて5つあり、さらに、JRの大阪駅がある(阪神・阪急の正式名称は大阪梅田駅)。
このあたりは下原と呼ばれる低湿地帯で、泥土を埋め立てて田畑地を拓いたことから「埋田」と呼ばれた。近世に入って字面が悪いので、梅田の表記になったとされる。
1874年(明治7年)に大阪駅が開業した。当初は貨物輸送の比重が大きかった。
昭和30年代の高度経済成長期に梅田は大きく発展し、大量の水が必要になり、梅田粘土層にあった地下水を無秩序に汲み上げた。その結果、地盤沈下が起きた。
地下水の汲み上げを制限することで、昭和40年代には地盤沈下は収まったが、その後の地下街や超高層ビルの建設は軟弱地盤との戦いだった。

中之島を経て南側にある旧市街地は、東西南北に碁盤の目のように道路が敷かれている。その後、旧市街から大阪駅へ最短で結ぼうと何本も道路が作られたため、大阪駅周辺の道路事情は混沌としたものになった。その道路に沿ってし地下街が広がり、さらに地盤沈下の高低差が相まって、梅田ダンジョンが形作られていく。梅田ダンジョンは、現在進行形で、さらに広く、複雑になっている。
このあたりは下原と呼ばれる低湿地帯で、泥土を埋め立てて田畑地を拓いたことから「埋田」と呼ばれた。近世に入って字面が悪いので、梅田の表記になったとされる。
1874年(明治7年)に大阪駅が開業した。当初は貨物輸送の比重が大きかった。
昭和30年代の高度経済成長期に梅田は大きく発展し、大量の水が必要になり、梅田粘土層にあった地下水を無秩序に汲み上げた。その結果、地盤沈下が起きた。
地下水の汲み上げを制限することで、昭和40年代には地盤沈下は収まったが、その後の地下街や超高層ビルの建設は軟弱地盤との戦いだった。

中之島を経て南側にある旧市街地は、東西南北に碁盤の目のように道路が敷かれている。その後、旧市街から大阪駅へ最短で結ぼうと何本も道路が作られたため、大阪駅周辺の道路事情は混沌としたものになった。その道路に沿ってし地下街が広がり、さらに地盤沈下の高低差が相まって、梅田ダンジョンが形作られていく。梅田ダンジョンは、現在進行形で、さらに広く、複雑になっている。
交通アクセス

近隣の情報
- 梅田スカイビル 空中庭園、梅田ダンジョン:ぱふぅ家のホームページ
- 大阪駅と梅田駅:ぱふぅ家のホームページ
- グランキューブ大阪は黒川紀章氏が設計:ぱふぅ家のホームページ
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参考サイト
- 梅田スカイビル:公式
- 大阪・梅田~カオスな梅田はどう生まれた?~:NHKブラタモリ 第237回
- 梅田スカイビル四景:大阪 アホげな小発見。とか
- 外国人旅行者のための?梅田スカイビル:なぎさ
(この項おわり)