伊賀流忍者博物館で手裏剣体験

2014年8月12日 撮影
忍者ショー - 伊賀流忍者博物館
伊賀流忍者博物館(三重県伊賀市上野丸之内117)は上野公園内にある博物館だ。

入館料とは別料金になるが、写真の忍術ショーを見たり、手裏剣投げの体験や、忍者コスプレができる。
忍者ショー - 伊賀流忍者博物館の大きな写真大きな写真
(1920×1296 ピクセル, 1215 Kbyte)
伊賀流忍者屋敷 - 伊賀流忍者博物館
伊賀流忍者屋敷は、1964年(昭和39年)、伊賀の土豪屋敷を移転したもの。外観は何の変哲も無い農家だが、屋敷のあちらこちらに、ドンデン返し、仕掛け戸、もの隠しなどの仕掛けが施された忍者屋敷である。
ネタバレするため、屋敷内での動画撮影は禁止。
伊賀流忍者屋敷 - 伊賀流忍者博物館の大きな写真大きな写真
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伊賀流忍者屋敷 - 伊賀流忍者博物館
伊賀流忍者屋敷の地下は、忍者の歴史や道具を展示する博物館になっている。

写真は、忍者が水の上を歩くときに使うお馴染みの「水蜘蛛」。
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(1920×1280 ピクセル, 1223 Kbyte)
水蜘蛛 - 伊賀流忍者博物館
実際に履いてみることができる。

こぱふぅがチャレンジしたところ、股が開いてしまい、とてもではないが歩けない。
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(895×1920 ピクセル, 762 Kbyte)
伊賀流忍者屋敷 - 伊賀流忍者博物館
こちらもお馴染みの、お城の塀を登るときに使う「登器 (とうき) 」。

かぎ爪のような部分は、普段は農具の鎌としてカモフラージュできるようになっている。
伊賀流忍者屋敷 - 伊賀流忍者博物館の大きな写真大きな写真
(1280×1920 ピクセル, 1396 Kbyte)
手裏剣 - 伊賀流忍者博物館
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さまざまな形の手裏剣。
忍者文字 - 伊賀流忍者博物館
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忍者文字は、漢字伝来以前に使われていた神代文字だと言われている。
こうした暗号文字を記憶するため、忍者には記憶力が要求された。

上の商工会議所のサイトから、忍者文字フォントをダウンロードできる。
忍術ショー - 伊賀流忍者博物館
忍術ショーには、ドラマや時代劇で活躍している伊賀忍者・阿修羅に所属するプロ俳優が演じており、迫力満点。
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(1920×1240 ピクセル, 1244 Kbyte)
忍術ショー  - 伊賀流忍者博物館
手裏剣がサクサク刺さるし、日本刀で空中に飛んだわら束を真っ二つにする。
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(1715×1920 ピクセル, 1660 Kbyte)
手裏剣投げ - 伊賀流忍者博物館
パパぱふぅも手裏剣投げにチャレンジ。手首のスナップを利かせるのがミソ。だが、的に当てるのは難しい。
手裏剣投げ - 伊賀流忍者博物館の大きな写真大きな写真
(1312×1920 ピクセル, 1475 Kbyte)
伊賀流手裏剣打選手権大会 - 伊賀流忍者博物館
伊賀流手裏剣打選手権大会なるものが開催される。
全国大会で、優勝者には造幣局検定済みの純金製手裏剣が、準優勝者には純銀製手裏剣が贈られる。
伊賀流手裏剣打選手権大会 - 伊賀流忍者博物館の大きな写真大きな写真
(1920×1908 ピクセル, 1655 Kbyte)

最後の忍者

伊賀流忍者博物館名誉館長で三重大学社会連携研究センター特任教授の川上仁一 (かわかみじんいち) さん(65)は、、甲賀流忍術の伴家忍之伝 (ばんけしのびのでん) を受け継ぐ武術家で甲賀流伴党21代目宗家だが、22代目への伝承を予定していない。「現代社会で、夜中に忍び込んで火を付けて人を陥れるような訓練を幼いころからする必要はない。他にもっと人生に役立つことがある」と考えるからだ。
ただ、「忍術的な思考はさまざまな局面で生かせる。こうした忍者の精神性こそ大事」という。忍者は盗賊と紙一重。その違いを分けるのは、私利私欲ではなく他人のために行う「正心」があるかないかだという。

伊勢志摩サミット

2016年(平成28年)5月26日、伊勢志摩サミットの報道拠点となる国際メディアセンター内の三重情報館で、阿修羅のメンバーによる忍者ショーが行われた。英語の説明を交え、二丁鎌やかぎ縄術などを使った躍動感あふれる演武に海外のメディア関係者らが見入っていた。

交通アクセス

【鉄道】
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:伊賀流忍者博物館
伊賀忍者 関連

参考書籍

表紙 イラスト図解 忍者
著者 川上仁一
出版社 日東書院本社
サイズ 単行本
発売日 2012年12月
価格 1,430円(税込)
ISBN 9784528019362
主君から与えられた特殊な任務遂行のため、間諜・謀略・奇襲を駆使していたといわれる忍者。彼らはこれらの術を厳しい修行によって身に付けていた。つまり、忍者とは「エリート中のエリート」集団なのだ。本書は闇に生き、そして闇に消えていった者たちの誕生から伊賀・甲賀の分派、忍術、武器に至るまでにスポットライトをあてることにより、忍者と「日本の裏面史」が理解できる一冊である。
 

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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