博多祇園山笠の「走る飾り山笠」

2015年7月11日 撮影
博多祇園山笠
博多祇園山笠 (はかたぎおんやまがさ) は700年以上の伝統を誇る福岡市の祭で、毎年7月1日から15日にかけて開催される。

一般の祭の神輿や山車に相当するのが山笠だ。
山笠には多くの幟を立て人形を飾り、江戸時代には高さ10メートルにもおよび「飾り山」が登場した。しかし、明治に入って、飾り山が電線を切断する事故が相次ぎ、代わりに高さ3メートルほどの「舁き山 (かきやま) 」を用いることとなった。
博多祇園山笠の大きな写真大きな写真
(1440×1920 ピクセル, 1339 Kbyte)
博多祇園山笠
写真の八番山笠上川端通は、12ある飾り山のうち唯一走るもので、「走る飾り山笠」として有名。高さは10メートル近くある。1964年(昭和39年)に登場した。川端ぜんざい広場(福岡県福岡市博多区上川端町10-254)に1年中飾られている。

正面は、人形師・田中比呂志に手による「鞍馬山」。2.5メートルの身長を誇る大天狗は、煙を吐きながら巡行する。見送りは、人形師・田中勇による「正調博多節」。
博多祇園山笠の大きな写真大きな写真
(1440×1920 ピクセル, 1332 Kbyte)
博多祇園山笠 関連

交通アクセス

【鉄道】
  • 福岡市地下鉄「中洲川端駅」に直結
【バス】
  • 西鉄バス川端町バス停、キャナルシティ博多バス停下車
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:川端ぜんざい広場

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
header