
宮津線は鉄道省の路線として、1926年12月、西舞鶴駅から網野駅までが開通した。由良川橋梁が竣工したのは1924年のことである。その後西へ延伸を重ね、1932年に西舞鶴駅~豊岡駅間の84kmが全通する。その後、国鉄、JR西日本が継承し、経営悪化から1990年4月に北近畿タンゴ鉄道が継承した。だが赤字体質は改善されず、2015年4月、鉄道運行事業が北近畿タンゴ鉄道からWILLER ALLIANCEの子会社であるWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)に移譲された。
この日乗車したあかまつは満席で、インテリアも凝っている。アテンダントによるガイドもいいし、何よりも、コーヒーを飲みながら車窓からノンビリと景色を満喫できるのがいい。これで経営が傾くというのは、どうしたことか。
この日乗車したあかまつは満席で、インテリアも凝っている。アテンダントによるガイドもいいし、何よりも、コーヒーを飲みながら車窓からノンビリと景色を満喫できるのがいい。これで経営が傾くというのは、どうしたことか。

奈具海岸
由良川橋梁を渡って西へ進むと、国道178号線が見えてくる。
このあたりの奈具海岸は、海食崖が発達し、白い岩肌とその上に生える松とが美しい景観をつくっている。国道脇にいくつか展望スペースがある。
このあたりの奈具海岸は、海食崖が発達し、白い岩肌とその上に生える松とが美しい景観をつくっている。国道脇にいくつか展望スペースがある。
森鴎外の小説「山椒太夫」で、安寿姫と厨子王が過酷な労働をさせられた地でもあり、安寿ロマン海道と呼ばれる。
周辺地図
参考サイト
- 由良川橋梁:丹後観光お助けツール
- 観光列車「あかまつ」:ぱふぅ家のホームページ
- 山椒太夫:青空文庫
- 京丹後鉄道 由良川橋梁:近代建築Watch
- “丹鉄”宮舞線、由良川橋梁を渡る単行ローカル列車:OTSUKYONのスローライフ♪と鉄道日記☆彡
近隣の情報
- 由良川橋梁は京都府最長の鉄道橋:ぱふぅ家のホームページ
- 天橋立は日本三景のひとつ:ぱふぅ家のホームページ
- 天橋立駅は2015年5月にリニューアル:ぱふぅ家のホームページ
- 了蓮寺「木造阿弥陀如来坐像」など8件(2024年3月15日)
- 海軍カレーと京料理、合体の術(2022年11月19日)
- 舞鶴で春を告げる「いさざ落とし網漁」(2022年3月14日)
- 「ホットウイスキー」海軍の味が再び(2021年12月19日)
- 「舞鶴海軍カレーパン」ローソンで販売(2021年10月1日)
- かつての軍の倉庫、共有オフィスに「赤れんが落ち着く」(2021年1月23日)
- 開業100年の銭湯、国登録有形文化財に。今も入れます(2020年7月24日)
- 獅子舞や舞楽を披露(2018年10月21日)
- 1円玉サイズ色鮮やかな舞い(2018年6月14日)
- リフト乗り場に待合棟完成天橋立ビューランド(2018年5月4日)
- 舞鶴の赤れんがパークに幻想的な光の演出(2014年12月18日)
- 「艦これ」催し、若者を市街地へ(2014年7月12日)
(この項おわり)
水面からの高さはわずか3メートルで、まるで列車が海の上を走っているかのように見える。
この日は、観光列車「あかまつ」に乗り、アテンダントによるガイドに耳を傾けながら橋を渡った。途中、列車を停めて景色を楽しんでもらうサービスも。