天橋立は日本三景のひとつ

2017年8月13日 撮影
天橋立
iPhone 6sによるパノラマ撮影
大きな写真大きな写真
(3840×1282 ピクセル, 1870 Kbyte)
天橋立
EOS 6Dの写真をパノラマ合成
大きな写真大きな写真
(5120×1364 ピクセル, 2382 Kbyte)
天橋立
天橋立
天橋立 (あまのはしだて) は、日本三景のひとつとして有名な景勝地である。今回は、南(宮津)側にある天橋立ビューランド(京都府宮津市文珠437)から眺めることにした。

あいにくの曇天だったが、iPhone 6sEOS 6D でパノラマ撮影してみた。
天橋立ビューランドから股のぞきすると、青い空から緑色の龍が降臨しているように見えることから、「飛龍観」と呼ばれている。
一方、北側の傘松公園から見ると「斜め一文字」に見える。
天橋立の大きな写真大きな写真
(1707×2560 ピクセル, 2025 Kbyte)
リフト,モノレール - 天橋立ビューランド
天橋立ビューランド
天橋立ビューランドへ登るには、有料のリフトまたはモノレールを利用する。頂上の標高は130メートルあり、かなりの急斜面だ。
リフト,モノレール - 天橋立ビューランドの大きな写真大きな写真
(1920×1289 ピクセル, 1306 Kbyte)
天橋立ビューランド
天橋立ビューランド
天橋立ビューランドは、1970年(昭和45年)に開業した小さな遊園地だ。観覧車やゴーカート、スカイヘリコプターなどの遊具があるほか、天橋立を背景に記念写真を撮ってくれるサービスもある。手持ちのデジカメでも撮ってくれるぞ。
天橋立ビューランドの大きな写真大きな写真
(1920×1257 ピクセル, 1165 Kbyte)
智恵の輪 灯籠
智恵の輪 灯籠
麓にある智恩寺 (ちおんじ) のにある変わった形の石灯籠を模したもの。輪の中に明かりが灯される。智恩寺にある「三人寄れば文殊の智恵」で有名な文殊菩薩にちなみ、「智恵の輪 灯籠」と呼ばれる。

天橋立のあちらこちらに設置されており、天橋立ビューランドのものは、輪の中から天橋立を眺めることができる。
智恵の輪 灯籠の大きな写真大きな写真
(1431×1920 ピクセル, 1017 Kbyte)
智恩寺
麓にある智恩寺を望む。
創建は808年(大同3年)と伝えられており、当初は真言密教の寺院だったが、南北朝時代以降に禅宗となり、文殊信仰の霊場として知られた。多宝塔など国の重要文化財が複数ある。
智恩寺の大きな写真大きな写真
(1920×1428 ピクセル, 1242 Kbyte)
天橋立海水浴場
天橋立の宮津湾に面した側は天橋立海水浴場となっている。
青肉の天候だったが、写真のようにカラフルなテントが並んで、多くの海水浴客が海を楽しんでいるようだ。
天橋立海水浴場の大きな写真大きな写真
(1920×1302 ピクセル, 1082 Kbyte)
天橋立海水浴場の手前に廻旋橋がある。大型の船舶が通行する際、ご覧のように橋の中央部部分が90度回転する。
1923年(大正12年)に人力で動く橋が完成したが、大型船舶が増えたことから、1960年(昭和35年)に電動式になった。
廻旋橋
廻旋橋
多い日には50回も回転するそうである。
廻旋橋の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1021 Kbyte)
廻旋橋
廻旋橋
船が通り抜けると、逆回転して橋として機能するようになる。端のつなぎ目は曲線になっており、1cmほどの隙間しかできていない。段差もなく、非常に精巧に作られているのだ。
廻旋橋の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1070 Kbyte)
京都府道607号 天の橋立線
京都府道607号 天の橋立線
天橋立は、宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる全長3.6kmの砂州である。幅20~170メートルあり、京都府道607号(天の橋立線)として公道扱いである。
一帯には自然に生えた約8,000本の松林が生い茂り、東側には白い砂浜が広がる。

古くから名勝として知られており、百人一首で小式部内侍が「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立」と詠んでいる。松島、宮島と並び称される「日本三景」という語句は、江戸時代の貝原益軒『己巳紀行』に初めて登場する。
京都府道607号 天の橋立線の大きな写真大きな写真
(1280×1920 ピクセル, 1689 Kbyte)
昭和天皇の歌碑
昭和天皇の歌碑
1951年(昭和26年)11月、昭和天皇が山陰地方を行幸し、天橋立にお泊まりになった際に詠まれた「めずらしく晴れわたりたる朝なぎの 浦わにうかぶ天の橋立」という歌が、石碑に刻まされている。書は、元侍従長の入江相政氏である。

「丹後風土記」などに見られる古代の言い伝えでは、天上界にいるイザナギノミコト(男神)が、地上に暮らすイザナミノミコト(女神)のところに通うため、天上からかけたハシゴが倒れて天橋立になったという。
昭和天皇の歌碑の大きな写真大きな写真
(1519×1920 ピクセル, 1789 Kbyte)
世屋川など丹後半島東部の河川から流出した砂礫 (されき) が、野田川と宮津湾による複雑な潮の流れを受けて堆積し、いまから4千年ほど前に天橋立ができたと考えられている。
戦後、上流にダムが建設された影響で砂礫の供給が減っており、砂州が浸食の危機にある。
大きな写真大きな写真
(3840×925 ピクセル, 1304 Kbyte)

交通アクセス

【天橋立ビューランド】
  • 天橋立駅から徒歩5分、リフトまたはモノレールに乗って約5分
【天橋立海水浴場】
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:天橋立海水浴場
天橋立 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
header