富山地方鉄道立山線の有峰口駅を発車した電車は、世界でも有数の急流河川である常願寺川に架かる長さ117メートルのアーチ橋「千垣橋梁」を通る。
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1937年(昭和12年)に完成し、2013年(平成25年)には土木学会の選奨土木遺産に認定された。
アーチ橋の上を颯爽と電車が走っていく姿は、わが国の原風景と言えるだろう。
アーチ橋の上を颯爽と電車が走っていく姿は、わが国の原風景と言えるだろう。
駅舎は木造モルタル平屋建てで、待合室部分と事務室部分の屋根の高さが違う非対称な構造をしている。1937年(昭和12年)開業時の姿をとどめる昭和レトロな建物である。
現在は無人駅で、往時の窓口がそのままの姿で残っている。
主な利用者は小見集落の住民。最近10年ほどは、1日平均乗車人員が40人前後である。
トイレもあるが、くみ取り式である。
現在は無人駅で、往時の窓口がそのままの姿で残っている。
主な利用者は小見集落の住民。最近10年ほどは、1日平均乗車人員が40人前後である。
トイレもあるが、くみ取り式である。
石積みのホームは島式で、不二越・上滝線と合流する岩峅寺駅と終点・立山駅の間で、唯一列車交換が可能な場所である。
1937年(昭和12年)10月1日に開業した小見駅は、ダム湖である有峰湖への最寄駅であることから観光客誘致のため、1970年(昭和45年)7月に有峰口駅に改称された。
1937年(昭和12年)10月1日に開業した小見駅は、ダム湖である有峰湖への最寄駅であることから観光客誘致のため、1970年(昭和45年)7月に有峰口駅に改称された。
交通アクセス
近隣の情報
- 土木遺産「千垣橋梁」と昭和レトロ「有峰口駅」:ぱふぅ家のホームページ
- 称名滝は日本一の落差:ぱふぅ家のホームページ
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- 上市・日石寺、寒修行 気合い込め「えい」(2014年1月22日)
参考サイト
- 千垣橋梁:富山地方鉄道
- 有峰口駅:富山地方鉄道
- 千垣〜有峰口間にある「千垣橋梁」、富山地方鉄道の撮影ポイント:どこでも参上2017
- 有峰口駅:途中下車ブログ
(この項おわり)