
千畳敷海岸(青森県西津軽郡深浦町)は津軽国定公園に位置しており、1792年(寛政4年)の地震で隆起したと伝えられる海岸段丘である。海水浴とキャンプのメッカでもある。
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好奇心の強い津軽藩の殿様が、そこに千畳畳を敷かせ大宴会を開いたとされることから、この名がついた。江戸時代は殿様専用の避暑地で、庶民は近づけなかったという。

平らな部分の岩は明白緑色で、造山運動による変質作用によって生成された緑色を示す変成鉱物グリーンタフが発達している。

千畳敷駅の手前にある大きな岩は大仏岩と呼ばれ、東側から見たシルエットが、大仏が座っている格好に見える

高知出身の詩人、大町桂月(1869~1925年)は、終生にわたり酒と旅を愛し、陸奥を旅したときの紀行文が碑文として建立された。

日本海の海岸伝いに走る五能線の車窓から外を眺めると、深浦駅まで、このような奇岩がつついている。

交通アクセス

参考サイト
- 千畳敷海岸:青森県観光情報サイト
- 千畳敷海岸@青森県深浦町:単身赴任みちのく日記
- 青森県深浦 千畳敷海岸:考える人あっし
近隣の情報
- 千畳敷海岸は奇岩が続く:ぱふぅ家のホームページ
- 世界遺産白神山地/岳岱自然観察教育林でブナ原生林を見る:ぱふぅ家のホームページ
- 津軽ダムはグッドデザイン賞受賞:ぱふぅ家のホームページ
- 昨年の白神山地の入山者数、大幅増(2024年2月20日)
- 日本一の大イチョウが見頃に(2019年12月2日)
- 西目屋「世界遺産の径」、輝くブナの天井(2016年5月31日)
(この項おわり)