宇治神社はウサギの神社

本殿・拝殿

宇治神社（うじじんじゃ）（京都府宇治市宇治山田1）は、第15代応神天皇の皇子、兎道稚郎子命（うじのわきいらつこのみこと）を祀っている。国の重要文化財に指定されている本殿は、この奥にある。

大きな写真

（2560×1734 ピクセル, 2239 Kbyte）

中門前の鳥居

宇治の産土神（うぶすながみ）として信仰を集めている。また、兎道稚郎子命が幼少期から聡明で学問の道を極められたことから、わが国の文教の始祖として、学業成就・受験合格祈願などのお参りが多いという。

大きな写真

（1920×1280 ピクセル, 1019 Kbyte）

中門前の鳥居

提灯が暗い境内を照らし出す。
アニメ「響け！ユーフォニアム」の第1話の舞台となった。
2018年（平成30年）9月の台風21号により鳥居が倒れるなど大きな被害を受けたが、無事に復旧したようである。

大きな写真

（1920×1280 ピクセル, 775 Kbyte）

宇治の地名は兎道（うさぎの道）に由来する。
菟道稚郎子命は、河内の国からこの地に向かう途中、道に迷ってしまった。

大きな写真

（1920×1280 ピクセル, 665 Kbyte）

そこへ一羽のウサギがやってきて、そのウサギに導かれ、無事に目的地へたどり着くことができた。ウサギは神の使いであった。ウサギが何度も振り返りながら菟道稚郎子命を先導したことから、拝殿には「みかえり兎」の像がある。

隣接する宇治上（うじがみ）神社と対になっている。

大きな写真

（1280×1920 ピクセル, 949 Kbyte）

交通アクセス

【鉄道】

京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約5分
JR奈良線「宇治駅」から徒歩約10分

【バス】

京阪バス「京阪宇治停留所」から徒歩約5分

【自動車】

京滋バイパス「宇治東IC」から車で約5分

近隣の情報

宇治神社はウサギの神社：ぱふぅ家のホームページ
宇治上神社には現存最古の本殿：ぱふぅ家のホームページ
平等院鳳凰堂は十円硬貨でお馴染み：ぱふぅ家のホームページ
伏見稲荷大社は「お稲荷さん」の総本社：ぱふぅ家のホームページ
平安装束で「紫式部の旅」宇治・大津・越前などで開催（2024年10月24日）
平等院で100年ぶりの修理。「謎多い建物」新たな事実判明に期待（2024年6月20日）
京アニ作品に描かれた神社、粋な計らい（2024年5月4日）
晩秋の日差しを浴びて赤く輝くモミジ、街角を彩るイチョウ…京の錦秋たけなわ（2023年12月3日）
京の紅葉の名所・東福寺、国の登録文化財になる「通天橋」の秘話とは（2023年11月27日）
桜の着物姿の「エリカ」、石黒浩教授と「人間とアンドロイド」万博パビリオン紹介（2023年10月7日）
全国3万社の総本宮、「千本灯籠」はじまる（2023年10月2日）
三室戸寺にて「あじさい園ライトアップ」実施（2023年6月10日）
京都の紅葉の名所、東福寺の広報主事が語る（2022年10月23日）
インゲン豆も明朝体も伝えた隠元禅師って?（2022年10月10日）
ハスの葉を杯に日本酒を堪能（2022年7月14日）
まるで薄紫の滝。宇治・平等院の藤が見頃（2022年4月25日）
眺望もよし、初公開のしだれ梅250本見頃（2022年3月16日）
城陽市特産イチジクでソーセージ開発（2021年1月11日）
平等院蓮開花、今年も鳳凰堂を彩る（2020年7月7日）
伏見稲荷大社で「さい銭開き」（2020年1月7日）
京アニ作品ファン集う学生らが休憩所を臨時再開（2019年8月17日）
「一休さん」の新作肖像画など展示（2018年11月13日）
アジサイ1万株をライトアップ（2018年6月10日）
京都・平等院の藤棚の花、咲き誇る（2018年4月22日）
春の宵に浮かぶ桜と鳳凰堂（2018年4月5日）

参考サイト

宇治神社
宇治上神社：ぱふぅ家のホームページ
宇治神社：徘徊の記憶
ツツジの花が美しい宇治神社と世界遺産宇治上神社そして大吉山東屋からの眺め：好奇心京都

（この項おわり）

2019年01月20日作成／2024年11月02日更新