![伏見稲荷大社](img20190101-011731e.jpg)
伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区深草藪之内町68)は、全国に約3万社あるお稲荷さんの総本社である。近畿圏最大の初詣スポットでもある。楼門は閉じられることがなく、大晦日に限らず、夜間参拝が可能である。
大きな写真
![伏見稲荷大社の大きな写真](../../../common/i_camera.gif)
(2560×1707 ピクセル, 2092 Kbyte)
![伏見稲荷大社](img20190101-011715e.jpg)
711年(和銅4年)、稲荷大神様が稲荷山に鎮座し、2011年(平成23年)に御鎮座1300年(正安2年)を迎えた由緒のある神社である。稲荷大神様は、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として信仰を集めている。
![伏見稲荷大社](img20190101-012629e.jpg)
佐田彦大神を中心に、大宮能売大神、宇迦之御魂大神、田中大神、四大神の五神が祀られている。
908年(延喜8年)、藤原時平の寄進により社殿が造営されると、天皇以外の参拝が禁じられていた伊勢神宮の代わりに多くの参詣者を集めた。『今昔物語』『枕草子』にも登場する。
応仁の乱で焼失するが、1588年(天正16年)、豊臣秀吉が母の大政所の平癒を祈願、成就したことから大規模な寄進をおこなった。現在の楼門はそのときに建立された。
![](../../../common/space.gif)
江戸時代には、三条大橋の1つ前の宿、大津で分岐し、伏見、淀、枚方、守口、高麗橋へ至る、東海道五十七次があった。伏見宿は4番目の宿場で、豊臣英余地が築城し、徳川家康が多くの時間を過ごした伏見城があった。伏見廃城後も伏見港で淀川と高瀬川の水運を中継する京都の港町として発展し、幕末には人口4万人を有する最大の宿場町として栄えた。
応仁の乱で焼失するが、1588年(天正16年)、豊臣秀吉が母の大政所の平癒を祈願、成就したことから大規模な寄進をおこなった。現在の楼門はそのときに建立された。
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江戸時代には、三条大橋の1つ前の宿、大津で分岐し、伏見、淀、枚方、守口、高麗橋へ至る、東海道五十七次があった。伏見宿は4番目の宿場で、豊臣英余地が築城し、徳川家康が多くの時間を過ごした伏見城があった。伏見廃城後も伏見港で淀川と高瀬川の水運を中継する京都の港町として発展し、幕末には人口4万人を有する最大の宿場町として栄えた。
交通アクセス
【鉄道】
![行き方ナビ](https://go.ekitan.com/navi/img/ikikata_navi_logo.gif)
- JR奈良線「稲荷駅」から徒歩すぐ。
- 京阪電鉄京阪本線「伏見稲荷駅」から徒歩5分
- 市バス「伏見稲荷大社前」から徒歩7分
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参考サイト
- 伏見稲荷大社
- 東海道“五十七次”の旅▼第一夜 京都・三条大橋から伏見へ:ブラタモリ, NHK
(この項おわり)