
龍虎塔

龍虎塔
内部は5階まで上れるようになっている。100段の階段がある。

龍虎塔
台湾では、十二支の動物のなかで、最も高潔なのが龍、一番凶悪なのが虎、と考えられている。
参観する際は、龍の口から入り、虎の口から出る。そうすると、これまでの自分の悪い行いが清められ、幸運に恵まれ、悪いことを避けられると言われている。
参観する際は、龍の口から入り、虎の口から出る。そうすると、これまでの自分の悪い行いが清められ、幸運に恵まれ、悪いことを避けられると言われている。

龍虎塔
龍塔の方に中国人が親孝行の模範と認める「二十四孝子」や悪人が地獄で受ける「閻魔大王審罰刑図」などの絵が、虎塔の方に「十二賢士」や天国の世界を描いた「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの絵が掲げられている。

龍虎塔
塔の上から見下ろすと、橋がジグザグになっているのが分かる。悪魔は真っすぐにしか進めないと考えられており、その侵入を防ぐ目的がある。

元帝廟
元帝廟は玄天上帝(玄武)を祀る道教寺院で、清朝時代の乾隆年間(1660年代)に創建された。
玄天上帝は、四神において北方を司る霊獣で、水を司る。北斗七星を象徴する七星剣を持物とする。
玄天上帝は、四神において北方を司る霊獣で、水を司る。北斗七星を象徴する七星剣を持物とする。

北極亭
北極亭は1995年(平成7年)に建てられた。

北極亭
北極亭の門をくぐると、真っ直ぐ先に巨大な玄天上帝像がある。

北極亭
橋の欄干には、玄天上帝に仕える三十六天将が並ぶ。

劉聖者

玄天上帝
高さ72メートルの巨大な玄天上帝像。

玄天上帝は、生殖と繁殖の象徴であるヘビと、長寿と不死の象徴であるカメを踏みつける格好になっており、陰陽が合わさった姿である。

玄天上帝は、生殖と繁殖の象徴であるヘビと、長寿と不死の象徴であるカメを踏みつける格好になっており、陰陽が合わさった姿である。

玄天上帝

蓮池潭

啓明堂
啓明堂は、五公菩薩及び関帝(関羽)を祀る寺院で、清朝時代の1899年(明治32年)に創建された。その後1903年(明治36年)に啓明堂に改名され新たに関帝を祀るようになり、「文武」二聖同祀の寺院となった。1906年(明治39年)、現在の土地に移転。。
付近の地図
【鉄道】
- 高鉄「左営駅」か徒歩約10分。
参考サイト
- 蓮池潭:台湾観光局(日本語)
近隣の情報
- 蓮池潭にある「でっかいおっさん」:ぱふぅ家のホームページ
- 高雄メトロ「初音ミク×進め!たかめ少女」コラボ:ぱふぅ家のホームページ
- 哈瑪星台湾鉄道館は鉄道博物館と交流展示中:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)
写真の2つの塔は、龍虎塔と呼ばれ、建設されたのは1976年(昭和51年)と比較的、最近のこと。湖の中に7階建ての塔が隣接して建ち、短い橋でつながっている。
久正人の漫画『ノブナガン』の冒頭の舞台である。