
寝覚の床(長野県木曽郡上松町上松)は、木曽川の急流が長い年月をかけて花崗岩の岩盤を削ってできた景勝地で、国の史跡名勝天然記念物に指定されている。日本五大名峡の一つ。
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かつては急流だったが、1968年(昭和43年)に運用開始した木曽ダムなどにより水位が下がり、水面下で浸食されていた岩盤が水面上に露出した。
岩盤には、水平方向と垂直方向に発達した方状節理が見られる。最上段から水面までの高さは約20メートルある。

正岡子規が「誠やここは天然の庭園にて‥‥仙人の住処とも覚えて尊し」と感じ入ったほどで、古くから浦島太郎の伝説の舞台ともなっている。
竜宮城から戻った浦島太郎は、諸国を旅して回り、途中で立ち寄った寝覚の床の美しさに惹かれ、この地に住むようになった。ある日、岩の上で玉手箱を開けてみたところ、中から出てきた煙によって300歳の老人になってしまった。浦島太郎にとっては、今までの出来事が「夢」であり、そこから目が覚めたように感じたことから、寝覚の床と呼ばれるようになったという。
岩の上の松の間にある小さな祠は、浦島太郎を祀る浦島堂である。
岩盤には、水平方向と垂直方向に発達した方状節理が見られる。最上段から水面までの高さは約20メートルある。

正岡子規が「誠やここは天然の庭園にて‥‥仙人の住処とも覚えて尊し」と感じ入ったほどで、古くから浦島太郎の伝説の舞台ともなっている。
竜宮城から戻った浦島太郎は、諸国を旅して回り、途中で立ち寄った寝覚の床の美しさに惹かれ、この地に住むようになった。ある日、岩の上で玉手箱を開けてみたところ、中から出てきた煙によって300歳の老人になってしまった。浦島太郎にとっては、今までの出来事が「夢」であり、そこから目が覚めたように感じたことから、寝覚の床と呼ばれるようになったという。
岩の上の松の間にある小さな祠は、浦島太郎を祀る浦島堂である。
交通アクセス
【鉄道】

- JR中央本線「木曽福島駅」からバス「倉本行き」で約20分、「中山道ねざめ」下車、徒歩で約5分
- JR中央本線「上松駅」からバス「倉本行き」で約5分、「中山道ねざめ」下車、徒歩で約5分

参考サイト
- 寝覚の床:上松町
近隣の情報
- 寝覚の床と浦島太郎伝説:ぱふぅ家のホームページ
- 木曽川と水力発電:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)