奥入瀬渓流から十和田湖へ

2022年7月2日 撮影
銚子大滝 - 奥入瀬渓流
銚子大滝
銚子大滝は、横幅約20メートル、落差7メートルで、十和田湖を源流とする奥入瀬渓流 (おいらせけいりゅう) の最大の滝で、代表的な観光スポットになっている。滝からの水飛沫で濡れた岩は苔に覆われている。雪解け水の影響で、6月の新緑の頃が一番水量が多くなる。

奥入瀬渓流には多くの滝があるが、本流にあるのは銚子大滝のみである。この滝のせいで、魚が遡上して十和田湖に入ることができないと考えられてきた。
銚子大滝 - 奥入瀬渓流の大きな写真大きな写真
(1707×2560 ピクセル, 2048 Kbyte)
奥入瀬渓流
奥入瀬渓流
奥入瀬渓流は、十和田湖・子ノ口から焼山までの約14kmを流れる渓流で、十和田湖が決壊して形成されたU字型の渓谷である。1928年(昭和3年)に十和田湖とともに名勝及び天然記念物に指定され、1936年(昭和11年)には十和田国立公園(現:十和田八幡平国立公園)に、1952年(昭和27年)には、特別名勝及び天然記念物に格上げされた。

渓流沿いに国道102号が走っており、それに沿って自然遊歩道が整備されている。ビュースポットが多く、新緑や紅葉の時期はとくに美しい。
奥入瀬渓流の大きな写真大きな写真
(1707×2560 ピクセル, 2576 Kbyte)
石ヶ戸 - 奥入瀬渓流
石ヶ戸
石ヶ戸 (いしけど) は、巨大な岩を2本のカツラの大木が支えている。奥入瀬渓流は、ここで大きなカーブを描く。
石川五右衛門、自来也と並ぶ日本三大盗賊・鬼神のお松がここを根城に、旅人から金品を奪ったと伝えられている。
石ヶ戸 - 奥入瀬渓流の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2044 Kbyte)
奥入瀬渓流
奥入瀬渓流
14kmを徒歩で踏破するには時間的に厳しい場合、奥入瀬渓流館(焼山)、石ヶ戸休憩所、子ノ口の3カ所で借りられる乗り捨て可能なレンタサイクルに乗って国道を進むのがいいだろう。
奥入瀬渓流の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2317 Kbyte)
奥入瀬渓流 関連
子ノ口 - 十和田湖
子ノ口
十和田湖は、青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがるカルデラ湖で、最大深度326.8メートルは日本で3番目の深さ、面積61.11km2は日本で12番目の広さ。奥入瀬渓流とともに、1928年(昭和3年)に名勝及び天然記念物に、1936年(昭和11年)に十和田国立公園に、1952年(昭和27年)に特別名勝及び天然記念物に格上げされた。
子ノ口 - 十和田湖の大きな写真大きな写真
(2560×1647 ピクセル, 1345 Kbyte)
御鼻部山展望台 - 十和田湖
鼻部山展望台
御鼻部山 (おはなべやま) 展望台(青森県十和田市奥瀬尻辺山国有林68)は、国道102号の子ノ口から黒石市方面に向かう途中にあり、休屋とは湖を挟んで反対側に位置する。展望台の標高は1,011メートルで、展望台の中で最も標高が高い。
御鼻部山展望台 - 十和田湖の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2069 Kbyte)
発荷峠第一展望休息所 - 十和田湖
発荷峠第一展望休息所
発荷峠第一展望休息所(秋田県鹿角郡小坂町発荷)は標高631メートルに位置し、十和田湖周辺に数多くある展望台の中で、その眺めは随一と評判だ。
発荷峠第一展望休息所 - 十和田湖の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 917 Kbyte)
休屋 - 十和田湖
休屋
十和田湖は、約20万年前から約15万年前の火山活動で中央部が陥没し、3万5000年〜1万5000年頃の巨大噴火でカルデラが形成された。冬でも凍らないことから「神秘の湖」と呼ばれる。
休屋 - 十和田湖の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1534 Kbyte)
休屋 - 十和田湖
休屋
休屋は十和田湖南部の湖畔にあり、観光船乗り場、ホテルなどの宿泊施設や土産物があり、十和田湖観光の中心となっている。
休屋 - 十和田湖の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1205 Kbyte)
JRバス東北 十和田湖駅 - 十和田湖
JRバス東北 十和田湖駅
休屋には、JRバス東北の十和田湖駅(青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486)がある。
JRバス東北 十和田湖駅 - 十和田湖の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1402 Kbyte)

十和田湖への交通アクセス

【バス】
  • 八戸駅からJRバス「十和田湖」行きに乗り約2時間30分
十和田湖 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
header