
銚子大滝

奥入瀬渓流
奥入瀬渓流は、十和田湖・子ノ口から焼山までの約14kmを流れる渓流で、十和田湖が決壊して形成されたU字型の渓谷である。1928年(昭和3年)に十和田湖とともに名勝及び天然記念物に指定され、1936年(昭和11年)には十和田国立公園(現:十和田八幡平国立公園)に、1952年(昭和27年)には、特別名勝及び天然記念物に格上げされた。

渓流沿いに国道102号が走っており、それに沿って自然遊歩道が整備されている。ビュースポットが多く、新緑や紅葉の時期はとくに美しい。

渓流沿いに国道102号が走っており、それに沿って自然遊歩道が整備されている。ビュースポットが多く、新緑や紅葉の時期はとくに美しい。

石ヶ戸

奥入瀬渓流
14kmを徒歩で踏破するには時間的に厳しい場合、奥入瀬渓流館(焼山)、石ヶ戸休憩所、子ノ口の3カ所で借りられる乗り捨て可能なレンタサイクルに乗って国道を進むのがいいだろう。

子ノ口

鼻部山展望台
御鼻部山展望台(青森県十和田市奥瀬尻辺山国有林68)は、国道102号の子ノ口から黒石市方面に向かう途中にあり、休屋とは湖を挟んで反対側に位置する。展望台の標高は1,011メートルで、展望台の中で最も標高が高い。

発荷峠第一展望休息所
発荷峠第一展望休息所(秋田県鹿角郡小坂町発荷)は標高631メートルに位置し、十和田湖周辺に数多くある展望台の中で、その眺めは随一と評判だ。

休屋
十和田湖は、約20万年前から約15万年前の火山活動で中央部が陥没し、3万5000年〜1万5000年頃の巨大噴火でカルデラが形成された。冬でも凍らないことから「神秘の湖」と呼ばれる。

JRバス東北 十和田湖駅
休屋には、JRバス東北の十和田湖駅(青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486)がある。
十和田湖への交通アクセス
【バス】
- 八戸駅からJRバス「十和田湖」行きに乗り約2時間30分
参考サイト
- 奥入瀬渓流:十和田湖国立公園協会
- 奥入瀬渓流:青森県観光情報サイト
- 銚子大滝:東北観光推進機構
- 十和田湖国立公園協会
- 発荷峠第一展望休息所:東北観光推進機構
- 休屋:十和田湖国立公園協会
近隣の情報
- 奥入瀬渓流から十和田湖へ:ぱふぅ家のホームページ
- 小坂鉄道レールパークではブルートレインに宿泊できる:ぱふぅ家のホームページ
- 浅瀬石川ダムは沖浦ダムの後継:ぱふぅ家のホームページ
- 「ブルートレイン」に泊まれる施設、5年ぶりの営業再開に予約殺到(2024年5月22日)
- 「美しいという言葉しか出ない」:赤く燃える晩秋(2023年10月31日)
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- 雪の回廊づくり、八甲田・十和田ゴールドライン(2020年3月16日)
- 雪貯蔵りんごと温泉、コラボで青森の魅力発信(2020年3月3日)
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- バラの香りに包まれて、七戸でまつり始まる(2017年6月19日)
(この項おわり)
奥入瀬渓流には多くの滝があるが、本流にあるのは銚子大滝のみである。この滝のせいで、魚が遡上して十和田湖に入ることができないと考えられてきた。