東京都薬用植物園は東京都唯一の薬用植物園

2022年7月9日 撮影
 - 東京都薬用植物園
東京都薬用植物園(東京都小平市中島町21-1)は、研究や教育で使用する遺伝バンクとして1946年(昭和21年)に開設された東京都唯一の薬用植物園である。国内外の貴重な薬草、草木、約1,600種が栽培されている。面積31,398平方メートル。
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ケシ・アサ試験区 - 東京都薬用植物園
ケシ・アサ試験区
現在は主に、危険ドラッグや健康食品の指導・取締りに向けた植物鑑別等の試験検査、調査研究を行うほか、薬用植物の正しい知識の普及に努めている。

ケシ・アサ試験区は、国と東京都から特別な許可を受け、ケシ、アサ等、日本国内では栽培の禁止されている植物を研究のため栽培しており、事故・盗難防止のため栽培地域は、二重の柵で囲われている。
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コンニャク - 東京都薬用植物園
コンニャク
コンニャクは、地下に球根の一種である塊茎 (かいけい) を形成する。生薬の蒟蒻 (クジャク) は塊茎を乾燥させたもので、グルコマンナンを含み消炎、利尿作用がある。
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ザゼンソウ - 東京都薬用植物園
ザゼンソウ
ザゼンソウは、1~3月に花を咲かせ、ずんぐりした暗紫褐色の仏炎苞 (ぶつえんほう) の中に球状の肉穂花序 (にくすいかじょ) を形成する。根茎には鎮吐、利尿の作用があるとされている。
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オタネニンジン - 東京都薬用植物園
オタネニンジン
オタネニンジンは、朝鮮人蔘 (チョウセンニンジン) 高麗人蔘 (コウライニンジン) とも呼ばれ、根に高い滋養強壮作用があり、特に胃腸系・呼吸器系の衰弱によいとされている。神経衰弱や疲労による精神症状にも効果があるとされているが、医学薬学的に検証されてはいない。また、副作用もある。
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温室(冷房室併設) - 東京都薬用植物園
温室(冷房室併設)
温室には、熱帯、亜熱帯の薬用植物や有用植物などを栽培している。冷房室もあり、メコノプシス、トリカブトなどの寒冷地を好む薬用植物を栽培している。
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ホシアザミ - 東京都薬用植物園
ホシアザミ
ホシアザミは、植物体を傷つけると白色の乳液が出てくる。これが毒性を持っており、皮膚に付くと、かぶれたり、炎症を起こす。
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コショウ - 東京都薬用植物園
コショウ
コショウは、インドからミャンマーの丘陵地帯に分布する常緑つる性の半低木。辛味成分であるピペリン(アルカロイド)は果実の中果皮に多く含まれる。
日本では正倉院薬物(756年)に見られ、健胃、駆風(腸管内に溜まったガスを排出する)薬として用いられた。

ヨーロッパでは紀元前400年頃から香辛料や薬の材料として重要な貿易品であり、また近世にはこれら香辛料の獲得をめぐって熾烈な争いが起きた。
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カカオ - 東京都薬用植物園
カカオ
カカオの果実の内部は5室に分かれ、25~36個の種子が詰まっている。種子は白い粘状物で被われ、卵形で平たく、長さ2.5cm×幅1.5cmぐらいの大きさ。種子は、チョコレート、ココアの原料になる。
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交通アクセス

【鉄道】
  • 西武拝島線「東大和市駅」から徒歩2分
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出発地の最寄駅:

目的地:東京都薬用植物園
 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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