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久大線は1920年(大正9年)から建設が始まり、1929年(昭和4年)に豊後森駅が開業し、1934年(昭和9年)に全通した。1934年(昭和9年)には豊後森機関区も発足し、10両機関車庫と技工長室、道具置場がつくられた。豊後森機関区は1948年(昭和23年)頃に最盛期を迎え、車両25両、乗務員他職員217名が配置された。
太平洋戦争中には軍事輸送の拠点となっていたため、米軍機の機銃掃射にあい、1945年(昭和20年)8月4日には職員3名が死亡するという惨事が起きた。機関庫の壁には、いまも機銃掃射の跡が残っている。

1970年(昭和45年)9月に久大線無煙化により蒸気機関車が姿を消し、翌1971年(昭和46年)4月に豊後森機関区は廃止となった。現在は線路が外され、直径18.5メートルの転車台を中心に半径47.84メートルで放射状に広がる扇形機関庫を残すのみとなっている。

また、1919年(大正8年)に製造された 9600形蒸気機関車(29612号)が静態展示されている。
この機関車は長崎本線や唐津線で旅客、貨物の輸送に活躍し、1945年(昭和20年)8月9日に長崎に原爆が投下されたときには、多くの被災者を乗せ、人命救助に貢献した。
1974年(昭和49年)12月に引退し、福岡県志免町の公園に静態保存されていたが、2013年(平成25年)12月に老朽化による解体処分が決まった。「もうすぐ製造から100年となる蒸気機関車を救って欲しい」との声を受け、玖珠町に譲渡する形で補修が行われ、2015年(平成27年)6月から豊後の森機関庫公園で静態保存展示がはじまった。
太平洋戦争中には軍事輸送の拠点となっていたため、米軍機の機銃掃射にあい、1945年(昭和20年)8月4日には職員3名が死亡するという惨事が起きた。機関庫の壁には、いまも機銃掃射の跡が残っている。

1970年(昭和45年)9月に久大線無煙化により蒸気機関車が姿を消し、翌1971年(昭和46年)4月に豊後森機関区は廃止となった。現在は線路が外され、直径18.5メートルの転車台を中心に半径47.84メートルで放射状に広がる扇形機関庫を残すのみとなっている。

また、1919年(大正8年)に製造された 9600形蒸気機関車(29612号)が静態展示されている。
この機関車は長崎本線や唐津線で旅客、貨物の輸送に活躍し、1945年(昭和20年)8月9日に長崎に原爆が投下されたときには、多くの被災者を乗せ、人命救助に貢献した。
1974年(昭和49年)12月に引退し、福岡県志免町の公園に静態保存されていたが、2013年(平成25年)12月に老朽化による解体処分が決まった。「もうすぐ製造から100年となる蒸気機関車を救って欲しい」との声を受け、玖珠町に譲渡する形で補修が行われ、2015年(平成27年)6月から豊後の森機関庫公園で静態保存展示がはじまった。
交通アクセス
【鉄道】

- JR久大本線「豊後森駅」より徒歩3分
- 大分自動車道の玖珠ICより車で3分

参考サイト
- 豊後の森機関庫公園:JR西日本
- 旧豊後森機関庫:玖珠町観光協会
- 豊後森機関庫公園にアニメ映画の「あの扉」 玖珠美山高生が製作に協力:大分合同新聞,2023年6月30日
近隣の情報
- 豊後の森機関庫公園には「あの扉」がある:ぱふぅ家のホームページ
- 湯布院?由布院? 湯布院温泉は存在しない?:ぱふぅ家のホームページ
- 大山ダムはウォール・マリア:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)