十勝ホロカヤントー竪穴群は擦文文化期の住居

2023年9月24日 撮影
十勝ホロカヤントー竪穴群
十勝ホロカヤントー竪穴群
十勝ホロカヤントー竪穴群(北海道広尾郡大樹町晩成1)は、飛鳥・奈良・平安時代に北海道で栄えた擦文文化 (さつもんぶんか) 期の竪穴住居群の跡で、北海道指定文化財(史跡)である。写真は復元した住居。
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十勝ホロカヤントー竪穴群
十勝ホロカヤントー竪穴群
竪穴は一辺の長さ5メートル前後で方形に近く、深さは50~100cm、外周は幅3メートルにわたって約10~20cmの土盛りがしてある。遺物は擦文式土器が主体で、オホーツク式土器も発掘された。ただし、土器、石器ともに数が少なく金属器が出土している。すでに石器の使用がすたれて、金属器、木器などが多く使われていたと考えられている。
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ホロカヤントウ沼
ホロカヤントウ沼
十勝ホロカヤントー竪穴群はオロカンヤトー沼の東北岸、太平洋に面する標高15メートルの小段丘上につくられた一大集落で、南北約2kmにわたって広がっており、竪穴住居跡は130軒余を数える。
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交通アクセス

【自動車】
  • 帯広広尾自動車道「忠類大樹IC」から車で30分

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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