
十勝ホロカヤントー竪穴群
十勝ホロカヤントー竪穴群(北海道広尾郡大樹町晩成1)は、飛鳥・奈良・平安時代に北海道で栄えた擦文文化期の竪穴住居群の跡で、北海道指定文化財(史跡)である。写真は復元した住居。
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十勝ホロカヤントー竪穴群
竪穴は一辺の長さ5メートル前後で方形に近く、深さは50~100cm、外周は幅3メートルにわたって約10~20cmの土盛りがしてある。遺物は擦文式土器が主体で、オホーツク式土器も発掘された。ただし、土器、石器ともに数が少なく金属器が出土している。すでに石器の使用がすたれて、金属器、木器などが多く使われていたと考えられている。

ホロカヤントウ沼
十勝ホロカヤントー竪穴群はオロカンヤトー沼の東北岸、太平洋に面する標高15メートルの小段丘上につくられた一大集落で、南北約2kmにわたって広がっており、竪穴住居跡は130軒余を数える。
交通アクセス
【自動車】
- 帯広広尾自動車道「忠類大樹IC」から車で30分
参考サイト
- 十勝ホロカヤントー竪穴群:大樹町
- 十勝ホロカヤントー竪穴群:北海道大樹町観光WEB
- 十勝ホロカヤントー竪穴群:十勝観光連盟
- 十勝ホロカヤントー竪穴群:文化遺産オンライン
近隣の情報
- 十勝ホロカヤントー竪穴群は擦文文化期の住居:ぱふぅ家のホームページ
- 大樹町宇宙交流センター・北海道スペースポート:ぱふぅ家のホームページ
- 忠類駅・ナウマンゾウ発掘跡地:ぱふぅ家のホームページ
- 大樹町ロケット、3度目の挑戦で宇宙に到達(2019年5月9日)
- 北海道に日本初の宇宙港構想好条件生かし「北の種子島」目指す(2018年11月2日)
- 流氷より透明、輝く「ジュエリーアイス」(2018年1月30日)
(この項おわり)