
忠類駅
忠類駅(北海道幕別町忠類幸町511番地4他)は、1930年(昭和5年)10月に国鉄広尾線の駅として開業した。1987年(昭和62年)2月の広尾線の全線廃止にともない、廃駅となった。
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忠類駅
その後、代替バスが運行され、1988年(昭和63年)には忠類駅敷地を交通公園として、忠類駅は鉄道資料館として活用している。往時は2面2線の相対式ホームだったが、廃止時点では1面1線の単式ホームとなった。

忠類駅
市街を流れるセオトーブイ川のアイヌ語名「チウルイトプイ(chiu-rui-topui)」(流れ・激しい・当縁川〔の支流〕)の前半部を忠類という漢字に充てたのが駅名と旧村名の由来である。

忠類駅
駅舎、ホーム、レール、駅名標などが当時の状態に修復されて保存されている。線路(側線)上には、ワム80000形有蓋車、トラ70000形無蓋車、ヨ6000形車掌車の3両が連結して静態保存・展示されている。
また、旧駅舎内には料金表や備品が保存・展示されている。
また、旧駅舎内には料金表や備品が保存・展示されている。

ナウマンゾウ発掘跡地
忠類駅から道道236号を少し南西へ走ると、道の駅 忠類が見えてくるが、その近くに1969年(昭和44年)7月に発見されたナウマンゾウの発掘跡地(北海道中川郡幕別町忠類白銀町383番地7)がある。

発見から3度の発掘調査を行い、歯(キバ・おく歯)、胴体(背骨・肋骨)、前足(肩甲骨・上腕骨など)、後足(腰骨・大腿骨など)の化石骨が46点発掘された。ほぼ1頭分の化石骨が見つかるのはとてもめずらしく、忠類で発掘されたナウマン象化石の復元骨格は23体複製され、日本のほか、海外の博物館にも展示されてる。

発見から3度の発掘調査を行い、歯(キバ・おく歯)、胴体(背骨・肋骨)、前足(肩甲骨・上腕骨など)、後足(腰骨・大腿骨など)の化石骨が46点発掘された。ほぼ1頭分の化石骨が見つかるのはとてもめずらしく、忠類で発掘されたナウマン象化石の復元骨格は23体複製され、日本のほか、海外の博物館にも展示されてる。

ナウマンゾウ発掘跡地
発掘跡地には忠類ナウマン象記念館が建てられ、復元骨格模型が展示されておりほか、周囲は忠類ナウマン公園として整備され、ローラースライダ、ザイルクライミング、ネットトランポリンを楽しむことができる。キャンプ場もある。

ナウマンゾウ発掘跡地
ナウマン温泉アルコ236は、アルカリ性単純温泉で、お肌がツルツルになる。
参考サイト
- 忠類駅:十勝観光連盟
- 【北海道】旧国鉄広尾線の廃駅、忠類駅跡を散歩!:一人旅研究会
- 忠類駅:れとろ駅舎
- 忠類ナウマン象記念館:幕別町
近隣の情報
- 忠類駅・ナウマンゾウ発掘跡地:ぱふぅ家のホームページ
- 大樹町宇宙交流センター・北海道スペースポート:ぱふぅ家のホームページ
- とかち帯広空港は飛行機の翼をイメージ:ぱふぅ家のホームページ
- 北海道に日本初の宇宙港構想好条件生かし「北の種子島」目指す(2018年11月2日)
(この項おわり)