忠類駅・ナウマンゾウ発掘跡地

2023年9月24日 撮影
忠類駅
忠類駅
忠類駅(北海道幕別町忠類幸町511番地4他)は、1930年(昭和5年)10月に国鉄広尾線の駅として開業した。1987年(昭和62年)2月の広尾線の全線廃止にともない、廃駅となった。
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忠類駅
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その後、代替バスが運行され、1988年(昭和63年)には忠類駅敷地を交通公園として、忠類駅は鉄道資料館として活用している。往時は2面2線の相対式ホームだったが、廃止時点では1面1線の単式ホームとなった。
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忠類駅
忠類駅
市街を流れるセオトーブイ川のアイヌ語名「チウルイトプイ(chiu-rui-topui)」(流れ・激しい・当縁川〔の支流〕)の前半部を忠類という漢字に充てたのが駅名と旧村名の由来である。
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忠類駅
忠類駅
駅舎、ホーム、レール、駅名標などが当時の状態に修復されて保存されている。線路(側線)上には、ワム80000形有蓋車、トラ70000形無蓋車、ヨ6000形車掌車の3両が連結して静態保存・展示されている。
また、旧駅舎内には料金表や備品が保存・展示されている。
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ナウマンゾウ発掘跡地
ナウマンゾウ発掘跡地
忠類駅から道道236号を少し南西へ走ると、道の駅 忠類が見えてくるが、その近くに1969年(昭和44年)7月に発見されたナウマンゾウの発掘跡地(北海道中川郡幕別町忠類白銀町383番地7)がある。

発見から3度の発掘調査を行い、歯(キバ・おく歯)、胴体(背骨・肋骨)、前足(肩甲骨・上腕骨など)、後足(腰骨・大腿骨など)の化石骨が46点発掘された。ほぼ1頭分の化石骨が見つかるのはとてもめずらしく、忠類で発掘されたナウマン象化石の復元骨格は23体複製され、日本のほか、海外の博物館にも展示されてる。
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ナウマンゾウ発掘跡地
ナウマンゾウ発掘跡地
発掘跡地には忠類ナウマン象記念館が建てられ、復元骨格模型が展示されておりほか、周囲は忠類ナウマン公園として整備され、ローラースライダ、ザイルクライミング、ネットトランポリンを楽しむことができる。キャンプ場もある。
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ナウマンゾウ発掘跡地
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ナウマン温泉アルコ236は、アルカリ性単純温泉で、お肌がツルツルになる。
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交通アクセス

【自動車】
広尾線 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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