西武鉄道 4000系は開業20周年記念車両

通勤・行楽に対応した車両

西武秩父線

西武秩父線 4000系
2013年3月31日 武蔵横手~高麗駅間 写真:こぱふぅ
西武鉄道 4000系電車は、西武秩父線の開業20周年を迎えた1988年(昭和63年)に登場した。4両編成2扉セミクロスシート車両で通勤、行楽に対応し、秩父鉄道線と直通運転している。
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西武秩父線 4000系
2023年2月11日 横瀬駅付近 写真:こぱふぅ
土休日には池袋まで直通する。
101系の台車・制御装置・主電動機などの機器を流用して製造された。山岳区間を安全に運転するための抑速ブレーキ付発電ブレーキを備えている。
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西武秩父線 4000系
2023年2月10日 東吾野駅付近 写真:こぱふぅ
寒冷地対策、トイレ、半自動式のドア、行先別に案内放送ができる分割放送などの旅客サービスにも十分に配慮している。
4+4の8両編成でも運転し、途中の横瀬駅で秩父鉄道の三峰口駅行きと長瀞駅行きに分割して運転する。
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西武秩父線 4000系
2023年2月10日 東吾野駅付近 写真:こぱふぅ
2003年(平成15年)から飯能~西武秩父でワンマン運転を実施するために、ワンマン運転が可能な改造を実施した。

塗装は 8500系同様の白色をベースに青・赤・緑色のストライプを配したライオンズカラーだが、8500系とは違い、各色の境に白色のラインが入る。

制御装置は抑速ブレーキ及び発電ブレーキを備えたMMC-HTB-20Eで、150kWの主電動機8台を制御している。
1992年(平成4年)までに12編成48両が製造された。
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西武秩父線 4000系
2023年2月10日 武蔵横手駅~東吾野駅間 写真:こぱふぅ
座席はドア間と妻部が固定式クロスシート、戸袋部が2人掛けロングシートのセミクロスシートとなっている。
暖房は 2000系に比べて6割以上強化され、トイレと乗務員室には温風ヒーターを備えている。
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西武秩父線 4000系
2014年7月26日 西武秩父~影森間 写真:こぱふぅ
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西武秩父線 4000系
2014年7月26日 飯能駅 写真:こぱふぅ
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西武秩父線 4000系
2006年6月17日 寄居駅 写真:パパぱふぅ

参考サイト

西武線 関連
(この項おわり)
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