special loss

特別損失

意味

special loss = 特別損失
特別損失。

特別損失は、企業の経常的な経営活動とは直接関わりのない、特別な要因で発生した臨時的な損失のことをいう。
これは、臨時的または偶発的に、かつ企業の業務内容とは関係ない部分で発生した損失であり、具体的には、固定資産売却損、固定資産除去損、投資有価証券売却損、社債償還損、火災損失、災害損失、盗難損失、投資損失引当金、前期損益修正損などの項目がある。その対象範囲については、会計上は費用として認められないが、税法上の特典を受けるために費用処理しなければならないものも計上することができる。
ちなみに、損益計算書において、経常利益(経常損失)に特別利益を加え、そこから特別損失を差し引いた後の利益のことを「税引前当期純利益」といい、これは一事業年度に発生した全ての収益から全ての費用を差し引いた企業の期間的な処分可能利益である。

例文

Takata Corp. had already booked a special loss of 45 billion yen ($393 million) for the April-June period for the ballooning recalls.
タカタは、増加するリコールのため、4-6月期に450億円(3億9300万ドル)の特別損失をすでに計上している。

参考サイト

(この項おわり)
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