紀元前747年 - ナボナッサル王が即位

世界最古の紀元がはじまった日
紀元前747年2月26日は、プトレマイオスによると、バビロニアの建設者ナボナッサル王(バビロン第8王朝;在位前747~前734)が即位した日であり、世界最古の紀元であるナボナッサル紀元がはじまった日とされる。

なお、ユダヤ暦では、神が世界を創世した日を西暦に換算し、紀元前3761年10月7日を紀元とする創世紀元(ユダヤ紀元)を用いるが、これは中世期に成立したものである。
バビロニアの研究をしていたプトレマイオス(83年頃~168年頃)は、その王名表をナボナッサル王からはじめており、バビロニアにおける天文記録は、ナボナッサル王の時だから始まったと考えた。プトレマイオスは、『アルマゲスト』においてナボナッサル紀元を用いた。

この時代の世界

-775 -725 -675 -625 -575 -525 -700 -600 -747 ナボナッサル王が即位 -663 古代オリエント世界の統一 -690 -627 アッシュールバニパル -700 -664 ネコ1世 -640 -595 ネコ2世 -586 -538 バビロン捕囚 -640 -598 ヨヤキム -650 -585 エレミヤ -610 -562 ネブカドネザル -600 -529 キュロス2世 -624 -546 タレス Tooltip
(この項おわり)
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