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ぐるなび「No.1サイト」への道 | ||
著者 | 滝久雄 | ||
出版社 | 日経BPM(日本経済新聞出版本部) | ||
サイズ | 単行本 |
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発売日 | 2006年04月 | ||
価格 | 1,650円(税込) | ||
ISBN | 9784532312749 |
飲食店にとって、「ぐるなび」によってもたらされた重要な変化は、“立地”か消えたことだろう。(192ページ)
概要

「ぐるなび」利用者を無料にするというのも良いアイデアだ。Web2.0時代を迎え、無料化の波は大きくなっている。
こうした会長の考え方/人柄が、「ぐるなび」というビジネスモデルに合致したのだろう。私の会社でも、最近、宴会の案内メールには「ぐるなび」のURLが付いてくる。

しかし、本書を読んで、私自身は「ぐるなび」に転職することはあり得ないと感じた。
巻末に起業家の心得が記されている。これを読むと、自分は起業には向かないこと、ベンチャー精神の欠片もないことを痛感させられた。
「ぐるなび」は事業転換をはかった際、全員をヒラ社員に降格した。事業部長クラスですら、月の手取りが7万円に激減したそうである。私だったら、確実に辞めている。

私にとって「仕事は趣味」なのだが、これは悪い意味での「趣味」である。趣味のように、気軽に止めたり始めたりできる程度の感覚で、最低限、給料をもらうことを目的に、私は仕事をしている。こんな無責任な社員を雇っておけるのは、懐の広い大企業しかないのである。
こうした会長の考え方/人柄が、「ぐるなび」というビジネスモデルに合致したのだろう。私の会社でも、最近、宴会の案内メールには「ぐるなび」のURLが付いてくる。

しかし、本書を読んで、私自身は「ぐるなび」に転職することはあり得ないと感じた。
巻末に起業家の心得が記されている。これを読むと、自分は起業には向かないこと、ベンチャー精神の欠片もないことを痛感させられた。
「ぐるなび」は事業転換をはかった際、全員をヒラ社員に降格した。事業部長クラスですら、月の手取りが7万円に激減したそうである。私だったら、確実に辞めている。

私にとって「仕事は趣味」なのだが、これは悪い意味での「趣味」である。趣味のように、気軽に止めたり始めたりできる程度の感覚で、最低限、給料をもらうことを目的に、私は仕事をしている。こんな無責任な社員を雇っておけるのは、懐の広い大企業しかないのである。
(2006年9月27日 読了)
参考サイト
- ぐるなび「No.1サイト」への道:日本経済新聞出版
- ぐるなび
- インターネットは時間と距離をゼロにする:ぱふぅ家のホームページ
- 『ネットvs.リアルの衝突』――さまざまな対立構造:ぱふぅ家のホームページ
- 『検索エンジン戦争』――Yahoo!, Google, Microsoft:ぱふぅ家のホームページ
- 『ヒルズな人たち』――新人類+団塊ジュニア:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)