『神の交渉力?』――ジョブズは間違いなく「ネ申」

竹内一正=著
表紙 神の交渉力?
著者 竹内一正
出版社 経済界
サイズ 新書
発売日 2008年06月
価格 880円(税込)
ISBN 9784766710489
ジョブズは、キーマンにすさまじくアタックする。(130ページ)

概要

スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズ
著者は、1995年、アップル・コンピュータ(当時)に入り、ジョブズが暫定CEOとして復帰していく過程を目撃している竹内一正さん。そのためであろう。内容には迫力がある。

私は、ビル・ゲイツを見たことはあるのだが、残念ながら、スティーブ・ジョブズのスピーチを生で聴いたことがない。あれだけの人々を熱狂させるのだから、さぞかし凄まじいスピーチなのだろう。
だが、ジョブズ関連本を何冊読んでも、この上司の下では仕事はできないと感じる。「マイクロ・マネジメント」だけは勘弁してほしい。もっとも、自分には才能がないから、たとえ機会があったとしても門前払いされるのがオチだろうが(苦笑)。

スティーブ・ジョブズは神か悪魔かと問われたら、間違いなく「ネ申」である。そして、私は生まれつき「ネ申」が苦手である。彼が降臨しようものなら、そそくさ逃げ出す、しがない使い魔なのである
(2009年6月19日 読了)

参考サイト

(この項おわり)
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