
15インチCRT一体型のパソコンで、本体はもちろん、キーボードやマウス、電源ケーブルに至までトランスルーセント(半透明)に統一され、カラーリングはボンダイブルーと呼ばれた。1998年(平成10年)のグッドデザイン賞を受賞。

それまでのMacintoshに搭載されていたADB、SCSI、シリアルポートといったレガシー・インターフェースを省き、フロッピーディスクドライブを廃してCD-ROMを内蔵した。モデムは外付けではあるものの、ケーブル1本で本体と接続し、通信契約さえ行えば簡単にインターネットへ接続することができた。
17万8千円という低価格だったこともあり、大ヒット商品となり、経営危機に陥っていたAppleは1997年(平成9年)第4四半期には黒字化するというV字回復を遂げた。

iMacのデザインの特徴であるトランスルーセントは、広く社会に影響を与え、似たようなデザインの家電が登場するようになった。この後のAppleは、iBook、iPod、iPhoneなど、「i」を冠した製品を発表していくが、これも社会現象となった。
一方、ソーテック社のe-oneなど、iMacのコンセプトを真似たパソコンが登場し、Appleは意匠権の保護を求めて提訴した。

iMac自身も進歩を続け、2014年(平成26年)には、ぱふぅ家にもやってきた。

それまでのMacintoshに搭載されていたADB、SCSI、シリアルポートといったレガシー・インターフェースを省き、フロッピーディスクドライブを廃してCD-ROMを内蔵した。モデムは外付けではあるものの、ケーブル1本で本体と接続し、通信契約さえ行えば簡単にインターネットへ接続することができた。
17万8千円という低価格だったこともあり、大ヒット商品となり、経営危機に陥っていたAppleは1997年(平成9年)第4四半期には黒字化するというV字回復を遂げた。

iMacのデザインの特徴であるトランスルーセントは、広く社会に影響を与え、似たようなデザインの家電が登場するようになった。この後のAppleは、iBook、iPod、iPhoneなど、「i」を冠した製品を発表していくが、これも社会現象となった。
一方、ソーテック社のe-oneなど、iMacのコンセプトを真似たパソコンが登場し、Appleは意匠権の保護を求めて提訴した。

iMac自身も進歩を続け、2014年(平成26年)には、ぱふぅ家にもやってきた。

この時代の世界
参考サイト
- 2年8カ月で500万台も売り上げたiMacが倒産寸前だったAppleを救うまで:GIGAZINE,2020年4月26日
参考情報
目の前の棚に鎮座してます〜(^-^) pic.twitter.com/dOayXEnnAx
— チョコリエール (@choco_liere) 2017年8月15日
参考書籍
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iMac Saga | ||
著者 | 青山哲夫 | ||
出版社 | 森北出版 | ||
サイズ | 単行本 | ||
発売日 | 1998年10月 | ||
価格 | 1,540円(税込) | ||
ISBN | 9784627841215 | ||
「未来を思い出すことがあるのかも知れない」iMacを見て、そう思いました。iMacの楽しさがそのまま伝わってくる、新しいタイプのコンピュータ解説書です。操作解説など不要なベテランでも、iMacオーナーならぜひ手元におきたい1冊です。iMacのデザインを意識した装丁、セットアップからインターネットの接続まで。本書の中では、やがて初代iMacと呼ばれるであろう、革新的なマシンの世界が広がります。コミュニケーションと文化、理解と協調、成果をあげるのではなく、楽しむこと、ネットワークの時代、創世記の序章。あなたとiMacの物語がここから始まります…。 | |||
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Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学 | ||
著者 | ケン・シーガル/林信行 | ||
出版社 | NHK出版 | ||
サイズ | 単行本 | ||
発売日 | 2012年05月 | ||
価格 | 1,760円(税込) | ||
ISBN | 9784140815458 | ||
著者にしか知りえないさまざまなアップルでのエピソードを題材としながら、「シンプル」という哲学を、核となる10の要素に落としこんで紹介する。 | |||
![]() |
Apple Design 1997-2011 日本語版 | ||
著者 | ザビーネ・シュルツェ/イナ・グレーツ | ||
出版社 | ボーンデジタル | ||
サイズ | 単行本 | ||
発売日 | 2012年10月 | ||
価格 | 4,620円(税込) | ||
ISBN | 9784862461407 | ||
(この項おわり)
ギル・アメリオCEOによって開発に着手したが、1997年(平成9年)に暫定CEOに復帰したジョブズが極秘裏に開発を続けた製品である。