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僕が2ちゃんねるを捨てた理由 | ||
著者 | 西村博之 | ||
出版社 | 扶桑社 | ||
サイズ | 新書 |
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発売日 | 2009年06月 | ||
価格 | 814円(税込) | ||
ISBN | 9784594059521 |
ひろゆきさんは『無理なものは無理じゃん』とニコニコしながら話していますけど、文章に起こしてみると、冷静すぎて怖い。(217ページ)
概要

『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか』の続編。『ウェブ進化論』の著者である梅田望夫氏との対談企画だったらしいが、先方に断られてしまい、前作に続き、まったりとした“ひろゆき節”が続く。

口述筆記ということで、記述したフリーライターの杉原氏によると、「ひろゆきさんは『無理なものは無理じゃん』とニコニコしながら話していますけど、文章に起こしてみると、冷静すぎて怖い」(217ページ)という。

口述筆記ということで、記述したフリーライターの杉原氏によると、「ひろゆきさんは『無理なものは無理じゃん』とニコニコしながら話していますけど、文章に起こしてみると、冷静すぎて怖い」(217ページ)という。
そうかもしれない――最近、2ちゃんねるを手放した当の本人は、2ちゃんねるが何も変わらず動き続けている様子を見て、「つまり、社長なんて誰でもいいのです」(12ページ)と言い切る。ネット上における風説の流布についても、「論理的に考えることというのは、やろうと思えば誰でもできること」(105ページ)。
前作では「Web 2.0」を攻撃していたが、本作では「クラウドコンピューティング」に対する印象を語る。また、テレビ業界については、「テレビ局が赤字にならない予算内で番組を作るという当たり前のことができていないから」(118ページ)と断じながら、日本テレビの土屋プロデューサーとの対談を披瀝する。
前作に続いて“身も蓋もない”発言が満載である。
前作では「Web 2.0」を攻撃していたが、本作では「クラウドコンピューティング」に対する印象を語る。また、テレビ業界については、「テレビ局が赤字にならない予算内で番組を作るという当たり前のことができていないから」(118ページ)と断じながら、日本テレビの土屋プロデューサーとの対談を披瀝する。
前作に続いて“身も蓋もない”発言が満載である。
(2009年6月17日 読了)
参考サイト
- 僕が2ちゃんねるを捨てた理由:扶桑社
- 西村博之@hiroyuki_ni:Twitter
- 2ちゃんねるはなぜ潰れないのか:ぱふぅ家のホームページ
- 『ウェブ進化論』:ぱふぅ家のホームページ
- 『論破力』:ぱふぅ家のホームページ
- 西暦1999年 - 「2ちゃんねる」開設:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)